漢方医学と西洋医学の違い

漢方医学と西洋医学の違い

漢方医学と西洋医学ついてお話しします。

私は外科医です。もちろん、西洋医学を学び、臨床の場でも活用してきました。漢方医学に関してどのように感じていたかというと、まったく信じていませんでした。むしろ、うさんくさいと思っていました。

そんな私が、西洋医学の限界を感じ、漢方という引き出しを見つけ、漢方の魅力にどっぷりはまりました。

どちらが良い、悪いではなく、そもそもアプローチが全く異なるのです。

西洋医学の補完医療としての漢方

私の基本的なスタンスは、西洋医学が完璧であれば漢方の出番はほとんどない、です。

まずは西洋医学で、症状に対する対処法、治療法というものを考えます。しかし、今の医学では治らない、病気とは言われていない、そんなことが少なからずあります。そして、このサイトに訪問していただいている方は、そのような経験をされているのではないでしょうか?

森

森のなかに病気の木があるとします。

西洋医学は、病気の木を発見し、木にどんな異常があるかを調べ、木を治す治療を行います。

漢方医学は、まだ西洋医学が発展していない頃、木を治す知恵がないために森全体を診て、森を元気にする方法を考えたものです。乱暴な言い方をすると、体に合う漢方を飲むと、森全体が治るのです。

なんだか森全体が不調だが、病院に行っても病気の木が見つからない。そんな時に、森全体にアプローチすることで不調を改善させようという考え方が、漢方医学的なアプローチです。

このサイトでは、「漢方薬治療」と呼ぶものについて紹介しています。私の考える漢方薬治療についてはこちらの記事で解説しています。

漢方薬治療と漢方治療の違い