30代女性にオススメの漢方薬【漢方医が解説】

30代女性にオススメの漢方薬【漢方医が解説】

年齢、性別、身体の状態に合わせて漢方薬を紹介するシリーズ。今回は、30代女性におすすめの漢方薬です。30代は妊娠、出産などのイベントや、仕事でもストレスを感じることの多い時期です。

女性の妙薬と和漢で言われているのは当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)です。生理・妊娠・出産に関する訴えには高頻度に著効します。不妊症で体外受精を行うときにも併用して使用します。

30代になると、生理前のイライラを訴える人が増えます。そんな時には抑肝散(よくかんさん)が有効です。

女性の3代処方と言われるのが、当帰芍薬散、桂枝茯苓丸(けいしゅぶくりょうがん)、そして加味逍遥散(かみしょうようさん)ですが、まだ加味逍遥散の出番は少なく、その代わりに桂枝茯苓丸がいろいろな女性の訴えに有効です。例えば、生理痛、生理不順、ニキビ、目のくま、イボ痔、下肢静脈瘤、などです。

かぜ薬はやはり葛根湯(かっこんとう)でいいでしょう。

そして、五苓散(ごれいさん)は利水剤です。むくみ、下痢、めまい、乗り物酔いなどに有効です。20代では感じなかった二日酔い、そんな時には五苓散が著効します。

30代女性にオススメの漢方薬

  • 当帰芍薬散
  • 抑肝散
  • 桂枝茯苓丸
  • 葛根湯
  • 五苓散