20代女性にオススメの漢方薬【漢方医が解説】
- 2019.01.28
- 漢方処方119番

年齢、性別、身体の状態に合わせて漢方薬を紹介するシリーズ。今回は、20代女性にオススメの漢方薬です。
女性の妙薬と和漢で言われているのは当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)です。生理・妊娠・出産に関する訴えには高頻度に有効です。
そして虚弱な訴えに生理の訴えが重なると小建中湯と当帰芍薬散を合わせたようなイメージの当帰建中湯(とうきけんちゅうとう)も喜ばれます。
社会人になって、飲み会が増えます。そんなとき悪酔い防止に黄連解毒湯(おうれんげどくとう)はいいですよ。
風邪は初期に治して悪化を防ぎましょう。風邪のひき始めに飲むのが葛根湯(かっこんとう)です。
めまいがしたり、足がむくんだりすれば、漢方では水毒と考え利水剤の苓桂朮甘湯(りょうけいじゅつかんとう)が頓服でも効果があります。
20代女性にオススメの漢方薬
- 当帰芍薬散
- 当帰建中湯
- 黄連解毒湯
- 葛根湯
- 苓桂朮甘湯
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Author:新見正則 投稿一覧
1985年慶應義塾大学医学部 卒業 1998年英国オックスフォード大学医学部博士課程 移植免疫学にてDoctor of Philosophy (D-Phil) 取得 2002年帝京大学外科准教授 2013年ハーバード大学にてイグノーベル賞受賞。帝京大学医学部附属病院において国内で初めて保健診療のセカンドオピニオン外来(外科一般)を開設し、その普及に尽力してきたパイオニア。テレビや新聞などメディアでの紹介も多数。西洋医であるとともに漢方医でもあり、同科血管外科グループにおいて血管、漢方、未病、冷え症の各外来を担当。日常生活や食生活の改善指導、西洋薬・漢方薬の処方により、多くの患者の症状を改善してきた実績を持つ。