【症例集】よくある質問「次回はいつ来ればいいですか?」

【症例集】よくある質問「次回はいつ来ればいいですか?」

漢方薬をお出しするとよく聞かれる質問です。

症例

僕はこう言っています。「外来には次にいつ来ますか? いつでもいいですよ。くすりの効果は4週間後に判断しますね。」

解説

漢方薬も急性疾患などでは半日から数日で効果を判断できるものもあります。しかし、現代西洋医学の補完医療として保険適応の漢方エキス剤で対処するというモダン・カンポウの立ち位置では、病気の経過が長いのですね。そんな経過が長い疾患を漢方で対処し、その効果を判定するのは基本的に4週間後です。

そこで、再診の日時の設定ですが、ぼくは「次にいつ来ますか?」と質問し、「いつがいいですか?」と言われてから、「4週間後では」と答える方が患者さんの満足度が高いと思っています。1週間後に来たいと答えれば、それもありですね。1週間後には漢方薬の効果を見るためではなく、不快な作用がないかを判断すればいいのです。

へそ曲がりの患者さんも多く(僕もそうですが・・・・)、4週間と先に言われると、「もっと早く見てほしいな」と思います。いつでも診てくれるといわれると、「結構忙しいし、今まで治らなかった経過の長い訴えだから…」と思い、4週間と言われても満足します。そんなつまらないような会話も実は、結構大切ですね。

本当に日常生活に支障があるほど困っている患者さんは、比較的早い再診を希望しますし、あまり困っていない患者さんはある程度の期間の内服し、その後の再診を希望すると感じています。

外来診療のちょっとして工夫の詳細は、「明日から本当に使える漢方薬シリーズ番外編①」、「じゃあ、死にますか? リラックス外来トーク術」を読んでください。