イボ痔にお困りの方にオススメの漢方薬【漢方医の解説と実体験から】

イボ痔にお困りの方にオススメの漢方薬【漢方医の解説と実体験から】

歩くのもつらい…くしゃみもつらい…イボ痔で悩まれている方、多いのではないでしょうか。そして周りに相談しにくいという方もいらっしゃると思います。

何を隠そう私も、過去に5年ほどイボ痔だった経験があります。ひどい時は、後輩に手術してもらおうかと思ったほどです。また、外科医としてイボ痔の執刀を何度も行なっています。

そんな私のイボ痔も漢方の力で治りました。当時執刀した患者様の中にも、もしかすると漢方で改善した方もいたのでは?という思いもあります。もちろん手術での治療も大事な選択肢です。ただ、漢方で治るのであれば、それに越したことはないかと思います。イボ痔に効果的な漢方薬をご紹介します。

おそらく、通院すると手術をするか、薬での治療で経過観察になります。手術をしてしまえば、大きな再発はあまりおきませんが、症状が軽く手術をしない場合、再発の可能性があります。排便時にいきみすぎたり、下痢をした際に患部が炎症を起こすためです。そのような場合は、漢方薬が最適です。

どんなイボ痔にも乙字湯

まさにイボ痔の特効薬。軽い時から使用しましょう。便通もよくなります。1包×3/日を4週間

下痢の時は桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)

下痢となると痔が悪化してしまうので、大黄が含まれない桂枝茯苓丸を飲みましょう。1包×3/日を4週間

ちなみに、僕のイボ痔は桂枝茯苓丸で治りました。今でも、便秘や下痢で一時的にイボ痔ができた際は活用しています。

参考:漢方薬の副作用について

また、あまり効果がみられない時に乙字湯と桂枝茯苓丸を併用しましょう。

西洋薬、手術との併用

上記の漢方薬と、軟膏を併用してもいいでしょう。

イボ痔は悪性腫瘍ではありませんので、あえて手術を急ぐことはありません。ただ、あまり症状が続くと私生活にも影響が出るでしょうから、漢方薬で改善しない時は手術も検討しましょう。

手術をしても、硬い便や下痢で患部にストレスがかかると痛みや症状が再発することがあります。そんな時に、漢方薬を活用してください。

まとめ

・すべての痔には乙字湯

・体調に合わせて、桂枝茯苓丸や軟膏と併用

・症状がひどい場合や、漢方薬で改善しない場合は、手術や西洋薬の検討

今回紹介した漢方薬