足のだるさや重さ、むくみ、下肢静脈瘤に効果的な漢方【漢方医が解説】

足のだるさや重さ、むくみ、下肢静脈瘤に効果的な漢方【漢方医が解説】

脚がだるい、重い、むくみやすい、こむら返りをする、これらは下肢静脈瘤の症状です。脚の静脈では、血液が心臓に向かって重力に逆らって登っていきますが、これがうまく機能せず血が下に逆流してたまってしまうことを下肢静脈瘤と言います。立ち仕事をされる方、肥満、中高年者がなりやすいです。

下肢静脈瘤はある程度の状態になると、手術がベストです。良性疾患なので、手術の決心が着くまでは医療用ストッキングで耐えることも可能ですが、それまでの症状改善に有効な漢方薬をご紹介します。

下肢静脈瘤・深部静脈血栓には桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)

下肢静脈瘤の症状である、重い、だるい、つるといった問題の改善に効果的です。皮膚内の毛細血管の拡張は薄くなり、消失することもあります。深部静脈血栓症の症状にも有効です。

桂枝茯苓丸は駒瘀血剤(くおけつざい)と言われ、瘀血(血が滞っている症状)を改善させる効果があります。私は身体の弱い方であっても、下肢静脈瘤や深部静脈血栓症であれば必ず処方します。今まで副作用が出たこともありません。ぜひトライなさってください。1包×3回/日、食前

この記事で紹介した漢方薬