鼻水が喉に流れて気持ち悪い!副鼻腔炎や近い症状に効果的な漢方は

鼻水が喉に流れて気持ち悪い!副鼻腔炎や近い症状に効果的な漢方は

鼻水が喉に流れ落ちることを医学的には後鼻漏といいます。これが出ている方からは「鼻水が喉に流れて気持ち悪い」という訴えもしばしば耳にします。そんな時にまず返す言葉は、「生きていれば鼻水は喉に落ちているんですよ。気にしないことが一番!」といったフレーズです。「えー、そうなんですか。病気じゃないんですね」と納得できた人はそれでおしまい。

「そう言われても、日頃はそんなこと感じないのに、最近どうも気になるので・・・」と更に相談されると、鼻水の色を聞きます。それが黄色のドロドロであれば、「ちょっと耳鼻咽喉科で見てもらって下さい」という流れになります。副鼻腔炎があれば、そんなことも起こります。最近はCTスキャンを撮れば簡単に副鼻腔の情報は得られ、本当の副鼻腔炎かどうかも診断可能です。「本当の副鼻腔炎」とはCTで副鼻腔に液面が見えるようなものです。

副鼻腔は正確には、上顎洞、篩骨洞、前頭洞、蝶形骨洞です。耳鼻咽喉科に罹って治療を受けていても、治らない後鼻漏があります。そんな時こそ漢方の出番です。和漢(日本の漢方)で副鼻腔炎もどきに効くものには辛夷(シンイ)が入っています。

つまり辛夷清肺湯(しんいせいはいとう)葛根湯加川芎辛夷(かっこんとうかせんきゅうしんい)が選択肢です。葛根湯には麻黄が入っていますので、長期投与するときは血圧の情報に注意しましょう。怖がることはなくて、心配な人は自分で血圧計を買って、またはジムなどで測定して自分の血圧を知っていればOKです。

「○○もどき」に漢方は効きます。昔は現代のように確定診断の技術がありません。するとこんな症状を呈する病気といったイメージです。そんなザックリとした病気の範疇に効くことが多い相関を編み出したのが漢方です。効かない時は次を試せばいいので、気楽に自分の体調に合う漢方を探しましょう。耳鼻咽喉科の先生で漢方好きであれば一石二鳥ですね。