漢方嫌いが漢方の魅力を理解したステップは

漢方嫌いが漢方の魅力を理解したステップは

英国留学から帰国後、知人から「漢方も悪くないでしょ。 やってみれば?」

「イギリスに5年間もいて、現代西洋医学のサイエンスを学んで来たのに、なんで僕が漢方なんかやらなきゃいけないの。とんでもない!!」

その後、保険診療で初となる大学病院でのセカンドオピニオン外来を開設して、現代医学の限界で困っている人々の存在を知る。

自分の専門領域でも、自分の治せるもの以外は、微妙に診れない雰囲気を醸し出して、患者さんの発言をブロックしいる自分に気がつく

(当たり前ですね。相談されても治せないのですから)

その後、ふと漢方という引き出しがあることを知る。それも保険医療で。

実は大建中湯や小柴胡湯は昔から使っていたが、魅力ある漢方薬(なんでも治せる可能性がある)としての理解はまったくありませんでした。

漢方を始めると、教える人によって、教科書によって、考え方が多数あり、相互矛盾に思えて、納得できない数年間が続きました。

(もう止めてしまおうと何度も思いました)

でも、自分や家族に漢方薬は著効したので、続ける動機になったのです。

松田邦夫先生にお会いして、漢方が自分なりに腑に落ちました。

そして、松田先生から教えて頂いた知恵をベースに、西洋医がわかりやすくリラックスして、保険適応漢方エキス剤を処方する方法を考えました。

その結果のひとつが、新興医学出版社から発刊されている著作です。