抑肝散で背中の痛みが解消

抑肝散で背中の痛みが解消

症例

80歳代 女性

「肩甲骨の間の背骨が痛い。イライラする。なんだか怒りっぽい。」

抑肝散を処方

(再診時)

「背中の痛み随分楽になりました。寝返りが打てるようになりました。」

「ときどき胃がムカムカします。」

「では頓服で半夏瀉心湯を処方しますので、適当に飲んでください」

抑肝散続行、半夏瀉心湯頓服

(再診時)

「半夏瀉心湯はなんだか調子良いので、そちらを続けて飲みたい。」

解説

この患者さんはダンスをしているような元気なご婦人。抑肝散で背部痛が楽になることを経験させてもらった。また、半夏瀉心湯で調子が良いと言ってくれた。

この間下剤も処方しており、最初は麻子仁丸を出したが、快便感がないということで、桃核承気湯に変更した。桃核承気湯はとても気に入っている。年齢からは半夏瀉心湯よりも安中散や人参湯が適応となりそうで、桃核承気湯よりは麻子仁丸や潤腸湯が良さそうだ。しかし、実際は半夏瀉心湯と桃核承気湯が飲めて、快適と。飲んでもらわないとわからいないと感じ入った症例。