真武湯で冷え症治る 「治ったら美味しくなくなりました。」

真武湯で冷え症治る  「治ったら美味しくなくなりました。」

症例

40代 女性 冷え症

手足とお腹が冷える。顔は熱くはない。

真武湯を投与して、どんどんと軽快。

「先生、冷えが治るって快適です。あんなに美味しかった真武湯がまずくなったのですが・・・・」

「そうですか。美味しかった漢方薬の味がまずくなったときは体質が変わって中止の印です。止めてみましょう」

真武湯の内服は8ヶ月で終了

その後も元気

解説

漢方薬では味は大切ですと説明しています。苦い呉茱萸湯が美味しいと感じる人は結構有効ですね。六君子湯の甘みや黄連解毒湯の苦みも自分で飲んで試しても楽しいですね。友達や家族に飲んでもらうと、いろいろと意見が分かれて勉強になります。さて、その味が中止のサインになることもあります。

真武湯でお腹と手足の冷えが良くなって、そして美味しかった真武湯が不味くなったそうです。身体意識に敏感な患者さんなのでしょうが、勉強させてもらいました。味覚を含めた体質が漢方薬で変わったと僕は考えています。