【症例集】飲む前に半夏瀉心湯、飲んだら五苓散 「やっぱり、二日酔いだ」

【症例集】飲む前に半夏瀉心湯、飲んだら五苓散  「やっぱり、二日酔いだ」

症例

50歳代 男性

「先生、年末で忘年会が多くて、飲む機会が増えるのです。何かいい漢方薬ありませんか?」

「漢方の世界では、飲む前に半夏瀉心湯、飲んだ後は五苓散といいます。試してみますか」

(年を越して)

「先生、何回か半夏瀉心湯を試したが、深酒防止には全く役に立たなかった。また飲んで気持ち悪い時や、二日酔いの時に五苓散を試したが、これも効かなかった」

解説

飲む前に半夏瀉心湯を飲むと、倍飲めるという酒豪もいます。五苓散があれば二日酔いが楽だという酒に弱いひともいます。でも全員に有効ではありません。僕も滅多にお酒を飲まないせいか、半夏瀉心湯を飲んで、特別な変化を感じたことはありませんし、二日酔いの気持ち悪さが五苓散で楽になることもありません。

ただ、そこまで深酒をすることは滅多になくなりました。お酒関係の漢方薬は僕にもあまり縁がないと思っています。漢方は効く人もいれば、効かない人もいることが楽しいのですね。漢方的には「証が違った」といっておしまいですが、いろいろと試して効かないと、やっぱり漢方薬は効かないのかなと思ってしまうこともありますね。