【症例集】十敗加連(じゅっぱいかれん)= 十味敗毒湯+荊芥連翹湯で

【症例集】十敗加連(じゅっぱいかれん)= 十味敗毒湯+荊芥連翹湯で

症例

73歳 女性

近医で治らない慢性の湿疹

まずファーストチョイスの十味敗毒湯を処方するもあまり変化なし。

冬に悪化することがあるとのことから、温清飲を試すも無効

念のため消風散をトライするも無効

そこで、荊芥連翹湯に変更する。

荊芥連翹湯でなんとなく良くなったような気がすると。

そこで、十味敗毒湯と荊芥連翹湯を加えて投与すると、次第に湿疹が軽快傾向に。

解説

昔は、十味敗毒湯は連翹と一緒に処方され、十味敗毒湯加連翹という処方が一般的であったと。十味敗毒湯加連翹は十敗加連(じゅっぱいかれん)と呼ばれていたそうです。そんな知恵も頭にあって、最後に荊芥連翹湯で少々軽快傾向となったので、最初の処方の十味敗毒湯も加えてみました。いろいろと試して軽快傾向に向かった症例です。