【症例集】小青竜湯で足むくむ、でも花粉症に有効

【症例集】小青竜湯で足むくむ、でも花粉症に有効

症例

30歳代 男性

花粉症に漢方薬を希望

フローチャート漢方薬に従いまず小青竜湯を処方

すごく効いたが、7日間内服すると夕方に足がむくんだと自分で7日休薬してむくみは減少。

以前に防風通聖散を飲んでむくんだときと同じであったと。

その後は、一日1〜2回飲んでいると。

花粉症には小青竜湯はすごく効く。

なるほど、甘草がなく麻黄を含有する処方はなんだろう?

iPhoneアプリで検索。麻黄附子細辛湯ひとつしかないんだな。そこで、麻黄附子細辛湯に変更した。

解説

甘草含有漢方薬での下肢のむくみは有名ですし、注意が必要です。しかし体質によります。他院で芍薬甘草湯(甘草含有量は6グラム/日)を一日3回1年近く処方されても、全く問題ない人もいました。

この方の場合、小青竜湯(甘草含有量は3グラム/日)を7日服用して足がむくみました。他の原因ということもしばしば経験しますが、この方は小青竜湯の休薬で改善しています。そして以前に防風通聖散(甘草含有量は2グラム/日)の内服で同じような足のむくみの経験をしたそうです。

そこで、麻黄を含み甘草を含有しない漢方薬である麻黄附子細辛湯で対処しました。小青竜湯の一日2回の内服は問題ないようなので、麻黄附子細辛湯と小青竜湯の合方も自分で試してみるように勧めました。