【症例集】頭痛に漢方薬の失敗例 「僕には、やっぱりロキソニンがいいな」

【症例集】頭痛に漢方薬の失敗例 「僕には、やっぱりロキソニンがいいな」

症例

40歳代 男性 (自験例)

若い頃よりの頭痛持ち。月に1から2回ぐらい。

最近、漢方に興味があり、頭痛時にいろいろと漢方薬を試す。

葛根湯、呉茱萸湯、五苓散、香蘇散、半夏白朮天麻湯、桂枝茯苓丸

頓服で内服するもどれも効かない。

頓服では、ロキソニンが確実に有効。

ところが、日頃から大柴胡湯を飲むようになって、頭痛の頻度は激減した。

解説

漢方薬でも西洋薬でもどちらでもいいのですね。楽になるのでのであれば。これは自分の例です。漢方に興味を持つようになって、時々起こる頭痛にはいろいろな漢方薬を試しました。でもどれも即効性はありませんでした。やっぱり僕の頭痛にはロキソニンです。

頭痛の専門家に伺うと、痛み止めの頻用は薬剤誘発性の頭痛を誘導するので禁忌だそうですが、それは1日のうちにたくさんの痛み止めを内服する結果で、月に何回か飲む程度であれば西洋医学的鎮痛薬で問題ありません。洋の東西を問わず有効なものを利用すれば臨床では必要十分です。

驚いたことは大柴胡湯を長期内服して、頭痛はめったに生じなくなりました。まれに頭痛が生じると、もちろん今でもロキソニンを飲んでいます。