【症例集】しゃっくりに芍薬甘草湯か半夏瀉心湯で失敗!「柿のへたが一番効いた」

【症例集】しゃっくりに芍薬甘草湯か半夏瀉心湯で失敗!「柿のへたが一番効いた」

症例

60歳代 男性 しゃっくり

奥さんが来院 しゃっくりが困ると。

「呉茱萸湯または半夏瀉心湯が効くことが多いので、両方処方しますね。順に試してください。お湯に溶かして飲んでみてください。また、柿の蔕(へた)を10個ぐらい煎じて飲むのも効くそうですよ」

(再来院時)

「柿の蔕が一番効きました」

同じ症例を複数経験する

解説

しゃっくりの相談は結構されます。だいたい本人は来院せず身内の方が見えることが多いでしょうか。呉茱萸湯、半夏瀉心湯、芍薬甘草湯などが有効と言われています。芍薬甘草湯は甘いので、僕は苦い呉茱萸湯がいいのではと思っています。半夏瀉心湯で止まることもあります。また来てもらうのも大変なので、この症例のように半夏瀉心湯と呉茱萸湯を処方することが多いのです。

そして、最近は「柿の蔕を煎じて飲むといい人もいるよ」と追加して説明しています。柿の蔕は干し柿でも新しい柿でもいいのですが、10個ぐらいを入れて煎じると結構苦い煮汁ができますので、それを飲んでもらいます。実際の柿蒂湯(していとう)は柿蒂、生姜、丁子の3種類ですが、柿の蔕だけでも有効と思ってます。