耳鳴りが気になる…効果的な漢方は?【漢方医が解説】

耳鳴りが気になる…効果的な漢方は?【漢方医が解説】

お問い合わせをいただきました。

Q. 今年初めぐらいから耳鳴りがしていましたが、最近ひどくなってきました、結構悩んでいる人は多いとも聞きますが経験者の方、あるいは今現在治療中の方、軽減する方法でも有りましたら教えてください。

A. 必ず耳鼻咽喉科を受診しましょう。ごく稀に、聴神経腫瘍などの重大な病気の前兆のことがあります。耳鼻咽喉科で問題なければ、そしてめまいがなければ、八味地黄丸(はちみじおうがん)を気長に飲みましょう。

僕は耳鳴りは慣れるしかありませんと諭しています。田舎で長く暮らした人が都会に出てくると電車の音が気になります。しかし、そんな音もいずれ気にならなくなります。

都会で長く暮らした人が田舎に行くと蛙の鳴き声がうるさく感じます。それも時間とともに馴れて来ます。耳鼻咽喉科で問題ない耳鳴りは慣れるように頑張りましょう。そんな時に漢方が効くのですよ。八味地黄丸に牛膝(ゴシツ)と車前子(シャゼンシ)を加えると牛車腎気丸(ごしゃじんきがん)です。こちらがいい人もいます。

また、就寝時のみ耳鳴りがする人には、寝室に冷蔵庫などの音がする家電を置くことを勧めています。そうすると家電の音に耳鳴りがもみ消されて楽になる人が多いのです。こんな智恵も臨床を長くやって、たくさんの患者さんをみると得られるものです。

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