空咳が続く場合に効果的な漢方薬とは【漢方医が解説】

空咳が続く場合に効果的な漢方薬とは【漢方医が解説】

空咳は辛いですね。コホンコホンという症状が続き、止めたいと思っても止まりません。かえってひどくなるような有様です。西洋医学の薬で効果がある場合もありますが、漢方薬にも良いお薬があります。

今回は、基本の単剤とそれがイマイチな場合に組み合わせて使える方法をご紹介します。

どんな空咳にもまずはコレ

麦門冬湯(ばくもんどうとう)は、喉の奥に潤いがなく、イガイガして咳がとまらない。そのような時のお薬です。1包×3回/日を数日〜6日服用します。

長引く場合は

麦門冬湯を6日飲んでもなお続いている場合は、小柴胡湯(しょうさいことう)を併用します。小柴胡湯は急性期を過ぎたときの万能薬です。麦門冬湯と小柴胡湯のコンビネーションをそれぞれ1包×3回/日を2週間までをメドに服用します。

麦門冬湯の効果が感じられない場合は

麦門冬湯を数日飲んでも効果が感じらない場合は、麻杏甘石湯(まきょうかんぜきとう)を併用します。効果が増強します。感染性の咳には最初から麻杏甘石湯です。1包×3回/日を2週間服用します。

まとめ

まずは麦門冬湯を、それでも長引く場合は小柴胡湯と、効果が感じられない場合は麻杏甘石湯と併用します。

長引く空咳には滋陰降火湯(じいんこうかとう)が有効な場合もあります。

今回ご紹介した漢方薬