不妊症・習慣性流産をサポートする漢方薬とは【漢方医が解説】
- 2018.12.11
- 漢方処方119番

お子さんが欲しいと願うご夫婦は少なからずいらっしゃいます。しかし、残念なことになかなか迎えられないケースも限りないほどです。
このような場合、とにかく西洋医学の治療を活用してください。日々格段の進歩を遂げていますし、最も効果的な方法が専門医から提示されるでしょう。
一方でこの症状について、古来から東洋医学では体質改善からサポートする方法がとられてきました。今回は女性の生殖機能まわりに効果的なお薬をご紹介します。
どんな不妊症・習慣性流産にも
当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)は、女性の生殖にかかわるトラブルの特効薬(あくまでも漢方の範囲内での話ですが)です。古来から、不妊症、習慣性流産、産後の肥立の悪いときに積極的に活用されていましたし、現在でも外来で使われています。これを3包/1日を4週間ごとに続けます。体質改善をはかるためには長期的服用が不可欠だからです。
まだまだ若く、時間があるときはこの当帰芍薬散で、お迎えする準備をすればいいかもしれません。しかし、そうでない場合はやはり西洋医学の治療が第一選択肢です。
まとめ この記事で紹介したお薬
当帰芍薬散には、貧血、倦怠感、更年期障害、月経不順、月経困難、不妊症、動悸などに効果があります。ご婦人であれば障害を通じて常備しておかれてもよろしいかと思います。また、温経湯(うんけいとう)にも排卵を誘発する効果があります。
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