手荒れのための漢方薬があった!内から治す方法とは【漢方医が解説】

手荒れのための漢方薬があった!内から治す方法とは【漢方医が解説】

手荒れは厄介です。なりやすい人は毎年冬になると決まって、あかぎれ、ひび割れを起こします。さらに敏感な方は一年中手荒れに悩まされています。俗にいう「鮫肌」と言われる状態は見た目もよくないですし、出血を伴う場合があります。

まずは予防が第一です。食器洗いやお洗濯の時はゴム手袋をするようになさってください。お湯で洗うよりも、水で洗う方が手へのダメージは少ないようです。折に触れて保湿クリームも大切です。

それでもひどいようでしたら、西洋医にかかりましょう。皮膚科の塗り薬が一番です。

漢方では、そのような薬の効果をサポートし、体質改善にも使えるものがあります。ご紹介します。

1.どんな手荒れにもまずは

温経湯(うんけいとう)血の巡りをよくするお薬です。ご婦人の冷えや中年以降に多い症状にも効果的なお薬です。どんな手荒れでもまずはこれを服用します。1包×3回/日、食前を1ヶ月継続しましょう。

2.効果がない場合は

温経湯で効果がないか、あまり感じられない場合は桂枝茯苓丸加薏苡仁(けいしぶくりょうがんかよくいにん)に変えてみてください。これは桂枝茯苓丸に、ヨクイニンを加えたものです。ヨクイニンはハトムギからできた生薬で、これだけでも皮膚疾患の改善効果がありますが、漢方薬処方であればさらに効果が期待できます。

1包×3回/日、食前を1ヶ月継続しましょう。

3.まとめ

手のカサカサ感やひび割れが改善したら気長に飲んでください。気長に飲んで肌の感じがよくなると、漢方薬を飲まなくても、手が荒れない状態を経験するかもしれません。

また、体に潤いを与える四物類(トウキ、シャクヤク、センキュウ、ジオウ)を飲んでいると肌荒れが治ることを経験することもあります。

この記事で紹介した漢方薬