雨の日に不調!効果的な漢方薬は?【漢方医が解説】

雨の日に不調!効果的な漢方薬は?【漢方医が解説】

ご質問をいただきました。

Q. 雨の日、または雨が降りそうな日は必ず、頭が痛くなりすごーく眠くなります。気圧の関係かなと思いますが、毎回だと辛いです。

A. 僕が若い頃、こんな患者さんを拝見すると、「気合いがない」と即答していました。しかし、僕もだいぶ歳を取り、そして臨床経験を重ねると、同じような症状で悩んでいる人にたくさん遭遇しました。

西洋薬では基本治りません。漢方薬の出番です。体質改善のイメージで、半夏白朮天麻湯(はんげびゃくじゅつてんまとう)という朝鮮人参を含む漢方薬を1年以上飲んでもらいます。ほかにもいろいろな訴えがあるときは同じく朝鮮人参を含む加味帰脾湯(かみきひとう)が良いこともあります。そして頭痛には五苓散(ごれいさん)の頓服で対応します。

僕が遭遇した多くの方は、この作戦で相当良くなりました。不思議なことは、飛行機は日常よりも遙かに低気圧状態になるのです。上空で800ヘクトパスカルぐらいと思います。猛烈な台風より低気圧ですよね。でも僕が遭遇した患者さんのほとんどは飛行機内では頭痛が起きないのです。

謎なのです。でも日常の低気圧の接近による不調に漢方は効くのですよ。