【症例集】自分の咳が妙に心配 まさか間質性肺炎かな?

【症例集】自分の咳が妙に心配  まさか間質性肺炎かな?

症例

52歳男性 自験例

8年間、大柴胡湯と桂枝茯苓丸を飲んでいます。体重が減り、後頭部の薄毛が治り、花粉症が楽になり、そしていぼ痔がなくなりました。肩こりが楽になり、熟眠感が増しました。体全体が良くなる快感があるので、飲み続けているのです。

さて、空咳がでるようになりました。結構、長引きます。風邪っぽくもないし。のどがイガイガしていることは間違いないですね。そのためでしょうか。

密かな心配は、柴胡剤による間質性肺炎です。

患者さんには、「何か起これば止めてください」 それだけ注意していればいいですよとお話ししています。この空咳はその何かなのでしょうか。

自分のことだからこそ心配ですね。

この程度の咳で、間質性肺炎を疑うのもちょっとね? とも思います。

でも心配の虫が・・・・・

そしてその咳は7日続きました。悪化も軽快もしません。

さすがに心配になって、大柴胡湯+桂枝茯苓丸 から 桃核承気湯にしました。大黄が入っている駆瘀血剤として桃核承気湯を選んだのです。そして柴胡も黄芩も含まれていません。

桃核承気湯に変更後も、やはり空咳は続きました。

そしてその後2週間して空咳は収まりました。その後、また大柴胡湯+桂枝茯苓丸の内服を再開しました。

解説

自分でもこんなに心配しますね。患者さんに相談されれば、まず漢方はすぐに中止、それが安全ですね。西洋剤とは異なり、通常漢方は止めても命に関わるようなことはないですね。心配ならば止めてみましょう。