つらい花粉症、アレルギー性結膜炎による目のかゆみに【漢方医が解説】

つらい花粉症、アレルギー性結膜炎による目のかゆみに【漢方医が解説】

つらい花粉症に悩まれている方は多くいらっしゃいます。国内ではその患者数ははっきりしていませんが、増加傾向であるとの報告もされています。

花粉症の症状の中でも特につらいのが目のかゆみ、眼球を取り出して洗いたいという方もよくいらっしゃいます。アレルギー性結膜炎です。

花粉症に対しては、一般的に抗ヒスタミン剤が処方されます。しかし、抗ヒスタミン剤を服用しても症状が改善しない方が多くいらっしゃいます。花粉に対するアレルギー反応だけでなく、大気汚染、住環境、ストレス、食生活、腸内環境など様々な要因が関与している可能性があり、薬が効かないという方が多いようです。

この記事では、花粉症に効果的な漢方薬をご紹介します。

どんな花粉症も小青竜湯(しょうせいりゅうとう)で様子をみる

昔は、小青竜湯でほとんどの花粉症が改善しました。ただ現在は、抗ヒスタミン剤を飲んでいる方が多いため、そうもいかない方もいらっしゃいます。それでもまずは小青竜湯を飲んで1ヶ月ほど様子をみましょう。1包×3回/日を4週

小青竜湯で効果がある場合はそのまま続行しましょう。抗ヒスタミン剤から解放されなくとも、内服量が減ります。

小青竜湯で効果がない場合

越婢加朮湯(えっぴかじゅうとう)を試しましょう。麻黄(まおう)が小青竜湯よりも多く、6g含まれていますので、強力です。ただし、ムカムカする頻度も高くなります。

小青竜湯でドキドキ・ムカムカするとき

小青竜湯に含まれる麻黄で、逆にムカムカしてしまうときには、苓甘姜味辛夏仁湯(りょうかんきょうみしんげにんとう)を試しましょう。これには麻黄が含まれていません。

抗ヒスタミン剤ですら効かない状態の花粉症ですので、決して簡単ではありません。身体に合う漢方薬を探してみてください。

この記事で紹介した漢方薬