COPDや気管支拡張症のための漢方薬とは【漢方医が解説】

COPDや気管支拡張症のための漢方薬とは【漢方医が解説】

肺の病気は大変です。とにかく息が苦しいので、24時間寝ている間もその辛さを背負いこんでいます。

桂歌丸さんの寿命を縮めたのが慢性閉塞性肺疾患(COPD)です。喫煙習慣を止めたとしても、壊れた肺は元に戻りません。

気管支拡張症も大変な病気です。気管支拡張の影響で肺が少しずつ壊れ、痰が止まりません。西洋医学で痰のコントロールはある程度できるようになりましたが、その後に続く肺炎も苦しいものです。

漢方薬で辛い状態を楽にできる方法があります。今回はこれらの肺の病気に効果的なお薬をご紹介します。

黄色い痰がたくさん出る場合

清肺湯(せいはいとう)は、字のごとく肺を綺麗にするお薬です。西洋薬は当然継続していただいたうえで、この清肺湯を併用します。1包×3回/日を4週間ごと服用します。

清肺湯が飲みにくい場合は

人によっては清肺湯が飲みにくいことがあります。例えばまずいな、にがいな、なんか落ちていかないなという場合です。純粋にお薬がカラダに合ってないので、変えましょう。

滋陰至宝湯(じいんしほうとう)は、もう少し元気がない方のためのお薬です。そのような方はこちらのほうが飲みやすいと思いますのでお試しください。

呼吸が苦しくて疲れている場合は

これらの疾患の方は息をするのも大変です。さらに痰やボンベを引きずる重さが追い討ちをかけます。そういうわけで、とにかく疲れているのです。少しでも疲れをとってラクにするために、補中益気湯(ほちゅうえっきとう)を西洋薬に加えて併用します。1包×3回/日を4週間ごと服用します。

まとめ

痰には清肺湯(せいはいとう)を、合わない場合は滋陰至宝湯(じいんしほうとう)を使用します。慢性的な疲労には補中益気湯をおすすめします。

今回ご紹介した漢方薬