いつも疲れている!慢性疲労症候群かも?治療法は?【漢方医が解説】

いつも疲れている!慢性疲労症候群かも?治療法は?【漢方医が解説】

慢性疲労症候群はまだ原因が不明です。西洋薬を含めていろいろと試して下さい。そして漢方薬も併用すると有効です。基本は朝鮮人参と黄耆を含む漢方薬です。参耆剤(じんぎざい)と呼ばれます。ファーストチョイスは補中益気湯(ほちゅうえっきとう)、セカンドチョイスは十全大補湯(じゅうぜんだいほとう)、そしてサードチョイスが人参養栄湯(にんじんようえいとう)です。

他にも、帰脾湯(きひとう)、加味帰脾湯(かみきひとう)、大防風湯(だいぼうふうとう)、半夏白朮天麻湯(はんげびゃくじゅつてんまとう)、清心蓮子飲(せいしんれんしいん)、清暑益気湯(せいしょえっきとう)、当帰湯(とうきとう)なども参耆剤ですので、医師や薬剤師と相談の上、気長に内服して下さい。

体が弱っていると、参耆剤も胃に障ることがあります。参耆剤を飲むと食欲がなくなるのです。そんなときは六君子湯(りっくんしとう)です。しかし、本当に体が弱っていると、この六君子湯も飲めない時があります。その時は四君子湯(しくんしとう)を飲みましょう。

慢性疲労症候群は簡単には治りません。長期戦を覚悟しましょう。仕事も出来る範囲の仕事にするべきです。一方で、慢性疲労症候群と言われたい人もいます。病気を探している人です。そんな人は気合いで頑張るしかありません。いくら逃げ回っても、そして休息しても、そんな人は決して治りません。僕はそんな人を慢性疲労症候群もどきと言っています。ボツボツと励ましながら、世の中の理不尽を聴いてあげながら、時間を重ねて良くなる人も相当数います。

人はいろいろです。慢性疲労症候群も実はいろいろなのです。

上記で紹介したうち、下記はAmazonでお取扱いのある処方の一例です。