子どもにオススメの漢方薬【漢方医が解説】

子どもにオススメの漢方薬【漢方医が解説】

年齢、性別、身体の状態に合わせて漢方薬を紹介するシリーズ。今回は、子どもにオススメの漢方薬です。

子どもの漢方薬は2つで十分です。五苓散(ごれいさん)と小建中湯(しょうけんちゅうとう)です。これは僕の師匠の松田邦夫先生が講演会でいつも言われることです。小建中湯は虚弱な子どもを元気にする漢方薬です。建中とは消化管を建て直すといった意味です。虚弱なお子さんには是非、気長に小建中湯を与えて下さい。味も美味しく通常はお子さんでも問題なく飲めます。

いつも虚弱なときは小建中湯ですが、たまたま虚弱っぽくなっても小建中湯を飲ませます。お腹が痛いとグズグズいっているなどの時です。

それ以外の子どもの訴えはすべて五苓散です。下痢、腹痛、めまい、乗り物酔い、頭痛、吐き気などにも効きます。そして風邪症状にも、発熱時にも有効です。

五苓散と小建中湯が、松田邦夫先生が子どもに使う2大処方です。僕はそれに麻黄湯(まおうとう)を加えています。発熱時には五苓散よりもより有効と思っているからです。わが家の娘は生後六ヶ月から漢方を飲ませています。五苓散と小建中湯と、そして麻黄湯です。麻黄湯のお陰で、娘は幼稚園、小学校、中学校を通じて、発熱で休んだことは延べ二日だけです。

そんな経験から僕の子供への三大処方は、五苓散と小建中湯と、そして麻黄湯です。

子どもにオススメの漢方薬

  • 小建中湯
  • 五苓散
  • 麻黄湯