しもやけには当帰四逆加呉茱萸生姜湯【漢方医が解説】

しもやけには当帰四逆加呉茱萸生姜湯【漢方医が解説】

手足の指先が赤く腫れ、じんじんする、というのがしもやけの主症状です。また、体温があがると痛みや痒さがひどくなるため、暖かくなってくるとさらに辛いです。

しもやけは、血行不良が原因でおこります。そのため、手足の指先のほか鼻先や耳たぶなど、外気に触れやすい部位によくおこります。特に、濡れた手や汗をかいた靴下を放置しておくと、気化熱により皮膚の温度が下がり、しもやけになりやすいです。

対処法としては、温水と冷水に交互につける、温めた状態でマッサージするなどがあります。ただ、痛みを伴います。

今回は、しもやけに効果的な漢方薬をご紹介します。

しもやけには当帰四逆加呉茱萸生姜湯(とうきしぎゃくかごしゅゆしょうきょうとう)

当帰四逆加呉茱萸生姜湯は、古来からしもやけの特効薬です。しもやけだけでなく、冷えにも有効で、決め打ちで結構効きます。一年中飲んでも良いですし、しもやけができた際に飲んでもOKです。

まれに下痢を生じますが、基本的には副作用もありません。しばらく飲むと、中止しても翌年しもやけにならないということもあります。

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なってからでは遅い、しもやけの予防法

しもやけの予防には、とにかく冷やさない事。当帰四逆加呉茱萸生姜湯は冷えにも効果的なので、しもやけになっていなくても、飲むと良いです。

その他、濡れた手や汗をかいた後に放置しない事。また、アルコールやタバコも冷えを増長させます。そして、シャワーよりも入浴をしましょう。

しもやけは、末端冷え性を放置した結果と考えましょう。まずは冷えない習慣、環境づくりから取り組んでみてください。