食べる気が湧かない、食欲不振には六君子湯【漢方医が解説】

食べる気が湧かない、食欲不振には六君子湯【漢方医が解説】

夏バテなどによる食欲不振。食べないと元気にならないと分かっているけれど、どうしても食べられない…。そんな食欲不振に効果的な漢方薬をご紹介します。

食欲不振にはとにかく六君子湯(りっくんしとう)

まず六君子湯にトライしましょう。食欲不振以外の症状にも効くのが魅力です。六君子湯に含まれる陳皮(ちんぴ)の中に、ヘプタメトキシフラボンという成分が入っています。それが食欲増進ホルモンであるグレリンが抑制されるのを抑える働きをします。

六君子湯が効かない、甘すぎると感じる時は補中益気湯(ほちゅうえっきとう)

六君子湯が甘ったるいと感じたり、美味しくないという方には補中益気湯です。六君子湯よりも甘さが控えめです。気力・体力が増す人参、黄耆(おうぎ)が含まれています。補中益気湯の「中」という字は消化器官を意味します。消化器の機能を補い元気を増すという意味です。

今のように点滴のない時代、食べられないことは死を意味します。食べるということがとても大切だった時代の知恵です。是非試してください。

この記事で紹介した漢方薬