メニエール病は治らない?多様な治療法と漢方の効果は?

メニエール病は治らない?多様な治療法と漢方の効果は?

メニエール病は激しい回転性のめまいと難聴・耳鳴り・耳閉感を生じる内耳の疾患です。治療の第一選択は利尿剤で、持続するときは炎症を抑えるステロイド剤が頻用されます。

入院が必要とされるほど症状がひどいときはステロイド剤が使用されることが多いです。それでも治らない時は手術も選択肢になり、内リンパ嚢解放術ゲンタマイシン鼓室内注入術も考慮されます。場合により前庭神経切断術迷路破壊術なども施行されます。難治性のメニエール病の場合には複数の意見を聞くことも大切です。

難治性のメニエール病に漢方薬はほぼほぼ無効ですが、漢方薬は症状とそれを改善する可能性がある薬剤の組合せの叡智ですから、西洋医学でまったく効果がないときは、かえって漢方で症状が楽になることもあります。

ファーストチョイスは苓桂朮甘湯(りょうけいじゅつかんとう)で、セカンドチョイスが真武湯(しんぶとう)半夏白朮天麻湯(はんげびゃくじゅつてんまとう)八味地黄丸(はちみじおうがん)になります。柴苓湯(さいれいとう)の長期投与で軽快する難治性のメニエール病もあります。西洋医学で無効なときは漢方も是非トライして下さい。