50代男性にオススメの漢方薬【漢方医が解説】

50代男性にオススメの漢方薬【漢方医が解説】

年齢、性別、身体の状態に合わせて漢方薬を紹介するシリーズ。今回は、50代男性にオススメの漢方薬をご紹介します。

八味丸(はちみがん)

なんといってもこれ! アンチエイジングの総合漢方薬と言ったイメージです。別名八味地黄丸(はちみじおうがん)です。丸剤ですから、煎じた物ではなく本当の丸剤がお勧めです。包装を開くと仁丹のような小さな丸剤が多数入っているものです。お茶の葉っぱを全部飲めと古典に指示があるのに、お茶っ葉を捨てて煮出した液を飲んでいるのが八味地黄丸料です。「料」とは煎じて飲むという意味です。まず丸剤を使用してください。地黄が大切な生薬で、滋養強壮剤です。50代に必要な生薬は地黄です。

葛根湯(かっこんとう)

風邪やインフルエンザに罹ったかなと思ったら飲むのです。肩こりにも効きます。五十肩も楽になる人がいます。50代でも華奢なタイプの人は、葛根湯が胃に障る年齢になります。そんなときは麻黄附子細辛湯を使ってください。

十全大補湯(じゅうぜんたいほとう)

朝鮮人参と黄耆を含む参耆剤で、かつ地黄が入っています。補中益気湯も参耆剤ですが、こちらは地黄を含みません。そんな意味合いで50代の参耆剤は十全大補湯なのです。日頃から常時内服してもいいです。貧血っぽい訴えもカバーします。また、ちょっと疲れたときなどに数日内服で飲んでも効果的です。

加味逍遥散(かみしょうようさん)

自律神経失調症や更年期障害の特効薬です。女性専用の薬という誤解があります。加味逍遥散が有効な50代の男性はたくさんいます。「実は、家内の更年期障害の訴えと同じなのですが・・」と相談に見える人もいます。なんとなく変なイライラ、ドキドキ、ハラハラ、などに効きます。軽いうつ傾向にも有効ですよ。

六君子湯(りっくんしとう)

逆流性食道炎や胃炎に有効な漢方薬です。勿論西洋薬との併用でOKです。胃内視鏡検査で上記を診断されたときは是非飲みましょう。また、食欲も亢進します。気力が増します。

安中散(あんちゅうさん)

こちらは胃痛に効きます。半夏瀉心湯が高級胃薬と言ったイメージですが、こちらは「胃痛」が選択のキーワードです。

麻子仁丸(ましにんがん)

便秘の薬です。年齢を重ねると、なんとなくすっきりと便が出なくなります。そんな時に使用してください。麻子仁丸で快便が得られないときは、桃核承気湯に変更します。麻子仁丸は毎日内服しても、または時々飲んでもOKです。

柴胡桂枝湯(さいこけいしとう)

風邪がこじれたら、柴胡を含む参耆剤である補中益気湯でもいいのですが、柴胡桂枝湯もこじれた状態の特効薬です。葛根湯や麻黄附子細辛湯で加療したものの、寝込むほどではないが、まだすっきりしないといった時に柴胡桂枝湯を内服して下さい。50代になると西洋医学的に原因がわからないが、なんとなく困る訴えが発生します。西洋医学では病名が判明しないと対処不能です。そんなときに柴胡桂枝湯はいいですよ。気長に飲んで下さい。

この記事で紹介した漢方薬

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