連翹(れんぎょう)・漢方医による生薬解説38

連翹(れんぎょう)・漢方医による生薬解説38

連翹はモクレン科の木です。『神農本草経』では下品として収載されています。

連翹は多くの公園に植えられ、春になると黄色い花を咲かせます。その連翹が漢方薬の連翹とは思えません。漢方薬では連翹の果実を使用しますが、公園の連翹は果実を作りません。それは遺伝的に同じ物ばかりが植えられているからです。連翹は自家受精ができないので、遺伝的に異なる株が結実には必要なのです。

第17改正日本薬局方には以下のように記載があります。

  • レンギョウForsythia Fruit FORSYTHIAE FRUCTUS 連翹
    本品はレンギョウForsythia suspensa Vahl (Oleaceae)の果実である.

連翹が処方名と関係する漢方エキス剤は荊芥連翹湯です。

 

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レンギョウ 画像提供:ツムラ