黄芩(おうごん)・漢方医による生薬解説46

黄芩(おうごん)・漢方医による生薬解説46

黄芩はシソ科の多年草で、その根を使用します。コガネバナと言われます。

柴胡や黄連の作用を強めます。漢方薬に「柴」の字を含むものはほぼ柴胡と黄芩を含んでいます。また黄連と黄芩はしばしば併用され、瀉心湯と称されます。

第17改正日本薬局方には以下のように記載があります。

  • オウゴンScutellaria Root SCUTELLARIAE RADIX 黄芩
    本品はコガネバナScutellaria baicalensis Georgi (Labiatae)の周皮を除いた根である.本品は定量するとき,換算した生薬の乾燥物に対し,バイカリン(C21H18O11:446.36) 10.0%以上を含む.

黄芩が処方名と関係する漢方エキス剤は黄芩湯、三瀉心湯、三物黄芩湯などです。漢方エキス剤の約5分の1に黄芩は含まれています。黄芩が希に肝機能障害を起こすと言われています。

 

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コガネバナ 画像提供:ツムラ