紅花(こうか)・漢方医による生薬解説67

紅花(こうか)・漢方医による生薬解説67

紅花はベニバナです。その花を生薬として使っています。山形県の県花です。ベニバナは非常に古くから染料として世界中で使用されています。エジプトのミイラを包む布が紅花で染められていたと言われています。また、べニバナは万葉集や古今和歌集に「末摘花」の名で歌われています。

保険適用漢方エキス剤では通導散や治頭瘡一方に含まれています。

第17改正日本薬局方には以下のように記載されています。

  • コウカ Safflower CARTHAMI FLOS 紅花 ベニバナ
    本品はベニバナCarthamus tinctorius Linné (Compositae)の管状花をそのまま又は黄色色素の大部分を除いたもので,ときに圧搾して板状としたものである.
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ベニバナ 画像提供:ツムラ