膠飴(こうい)・漢方医による生薬解説69

膠飴(こうい)・漢方医による生薬解説69

膠飴はデンプンを発酵させたものです。大建中湯や小建中湯では煎じ終わる頃に膠飴を入れるのです。しかし、ツムラの大建中湯や小建中湯は水飴を膠飴の代用品として使用しています。

第17改正日本薬局方には以下のように記載されています

  • コウイ
    Koi KOI 膠飴 粉末飴
    本品はトウモロコシZea mays Linné (Gramineae),キャッサバManihot esculenta Crantz (Euphorbiaceae),ジャガイモSolanum tuberosum Linné (Solanaceae),サツマイモIpomoea batatas Poiret (Convolvulaceae)若しくはイネOryza sativa Linné (Gramineae)のデンプン又はイネの種皮を除いた種子を加水分解し,糖化したものである.
    本品は,1又は2の加工法により製したものであり,主にマルトースを含むほか,グルコース,マルトトリオースなどを含む場合がある.
    1 デンプンを塩酸,シュウ酸,アミラーゼ又は麦芽汁などで糖化し,濃縮乾燥し,粉末に加工する.
    2 デンプン又はデンプンに水を加えて加熱して糊化したものに,塩酸,シュウ酸,アミラーゼ又は麦芽汁などを加えて糖化し,乾燥加工又は濃縮加工する.
    1及び2の加工法により製したものを,それぞれコウイ1及びコウイ2とする.
    本品はその加工法を表示する.