荊芥(けいがい)・漢方医による生薬解説37

荊芥(けいがい)・漢方医による生薬解説37

荊芥はシソ科の一年草です。「荊芥」の名は、『神農本草経』には見られませんが、「假蘇」の名で収載されているものと同一であるとされています。

第17改正日本薬局方には以下のように記載があります。

  • ケイガイ Schizonepeta Spike SCHIZONEPETAE SPICA 荊芥穂
    本品はケイガイSchizonepeta tenuifolia Briquet (Labiatae)の花穂である.

中国の薬局方を見ますと、ともに原植物は同じですが、薬用部位は日本では花穂のみですが、中国では地上部を単に「荊芥」とし、花穂を「荊芥穂」として区別しています。

荊芥が処方名と関係する漢方エキス剤は荊芥連翹湯などです。

 

019_KEIGAI
ケイガイ 画像提供:ツムラ