茶葉(ちゃよう)・漢方医による生薬解説94

茶葉(ちゃよう)・漢方医による生薬解説94

茶葉はツバキ科のチャの葉です。日本薬局方には収載されていません。茶葉を含む漢方薬は川芎茶調散です。茶は神農本草経にはありません。茶の歴史の詳細は不明ですが、それほど古いものではないのです。

実際にヨーロッパに茶がもたらされたのは、1609年にオランダが平戸に商館を設け、その翌年日本茶がジャワ経由でヨーロッパに輸出されました。そのため、ヨーロッパで当初飲まれたのは日本の緑茶でした。イギリスでは1640年頃にティールームが開業するなど、徐々に浸透して行きました。そして18世紀半ばにアフタヌーンティーの習慣が定着しました。

日本薬局方外生薬規格2015には以下のように記載されています。

  • チャヨウ Green Tea Leaf CAMELLIAE SINENSIS FOLIUM 茶葉 細茶
    本品はチャノキ Camellia sinensis Kuntze (Theaceae) の葉で,しばしば枝先を伴う

 

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チャ 画像提供:ツムラ