白芷(びゃくし)・漢方医による生薬解説100

白芷(びゃくし)・漢方医による生薬解説100

白芷はヨロイグサの根です。白芷は独特の強い匂いがする生薬で、『神農本草経』には中品として収載され,「性味は辛,温。女性の赤や白の漏下,血閉,陰腫,寒熱や風頭が目を侵して涙が出るなどの症状を主治し,肌膚を長じて潤沢にし,面脂をつくる。一名を芳香という」と記されています。白芷を含む漢方薬は、荊芥連翹湯、五積散、清上防風湯、疎経活血湯などです。

第17改正日本薬局方には以下のように記載されています

  • ビャクシ Angelica Dahurica Root ANGELICAE DAHURICAE RADIX 白芷
    本品はヨロイグサAngelica dahurica Bentham et Hooker filius ex Franchet et Savatier (Umbelliferae)の根である.