岡江久美子さんとアビガン、そしてフアイア顆粒【新見正則】

岡江久美子さんとアビガン、そしてフアイア顆粒【新見正則】

岡江久美子さんが新型コロナウイルス肺炎で亡くなりました。テレビをあまり見ない僕ですが、はなまるマーケットでの岡江久美子さんのトークは本当に庶民目線で、大好きでした。

テレビの報道で知る限りは、早期の乳がんで1月から2月にかけて放射線治療を受けていたそうです。その放射線治療でいわゆる「免疫力」が低下した可能性もあるでしょうし、また肺にも放射線照射の影響が少なからず及び、新型コロナウイルス肺炎に罹患するリスクを増大させたとも考えられます。

PCR検査をもっと早く行っていれば、新型コロナウイルス肺炎と診断されて、そしてアビガンが投与されていれば、最悪の結果から免れたのでは、といった報道を目にします。しかし今、注目を浴びているアビガンはそれほどまでに新型コロナウイルス肺炎に有効なのでしょうか。

有効というからにはエビデンスが必要なのです。明らかなエビデンスのためには、アビガンを投与した群と投与しない群で、できれば1000例ぐらいを投与群と非投与群にくじ引きで割り付けて行う臨床研究、いわゆるランダム化比較試験が必要なのです。

一方で、「●●さんがアビガンを投与されて回復した」といった報道も散見されます。しかし、新型コロナウイルス肺炎は実は患者全員の命を奪う訳ではなく、多くの患者さんは自分の自然回復力、いわゆる免疫力で、生き抜くのです。ですから、投与群と非投与群を分けて経過を比べることが薬剤の効果を論じるには必須で、かつその割り付けはくじ引き、つまりランダム化されていることがまた大切なのです。

人は自分で選んだ治療を効いたと信じたいのです。それは選んだ治療を施された患者さんも、施した医療サイドにも言えることなのです。 そんなアビガンの科学的根拠に基づいた議論を以下のサイトは上手に解説しています。

アビガン 科学的根拠に基づいた議論を

僕は、20年以上漢方を本気で勉強して来て、そして大学院の東洋医学講座で指導教授として大学院生の指導をしてきて、やっと明らかな抗がんエビデンスを有する生薬「フアイア」に出会いました。

1000例の肝臓がん手術後の患者さんを、フアイア顆粒を投与した群と投与しない群にくじ引きで割り付けて、経過を見たところ、なんと96週後に13%も無再発生存率で投与群が勝っていました。 このフアイア顆粒は生薬です。生薬は単一物質ではないので、複雑系(いろいろな薬効を有する成分を含んでいる)のなせる効果と言えるでしょう。

乳がん、肺がん、胃がん、大腸がんなどなどで多数の論文が報告され、また現在、ランダム化大規模臨床試験ががん領域で進行中です。 一方で、免疫を抑えた方が良いと思われる疾患である腎炎、喘息、アトピー、乾癬などにも有効という報告が続々と英文論文化されています。詳しくは「日本フアイア研究会」のサイトをご覧下さい。

つまりフアイア顆粒は免疫が低下している状態では免疫系を賦活化し、免疫系が亢進している状態では、その暴走をコントロールしているのです。つまり免疫系を中庸に維持する働きがあると思っています。

僕と家族は、新型コロナウイルス肺炎に罹患しないようにフアイア顆粒を毎日内服しています。また、上海の一流大学である上海交通大学の関連病院では新型コロナウイルス肺炎にフアイア顆粒を使用しているそうです。

しかし、フアイア顆粒が新型コロナウイルス肺炎に良さそうだという医師の個人的見解は複数ありますが、フアイア顆粒が新型コロナウイルス肺炎の治療や予防に有効というランダム化大規模臨床試験はありません。 でも、これはアビガンが新型コロナウイルス肺炎に有効だとメディアが報道している科学的根拠と同じレベルなのです。

僕は、個人的にはフアイア顆粒が新型コロナウイルス肺炎の治療にも予防にも有効ではないかと思っています。将来的には新型コロナウイルス肺炎に対するランダム化臨床試験を行いたいと思っています。 そして、勿論、中国ではすでに証明されているがんに対する効果を日本でも証明するために、日本でランダム化大規模臨床試験を行いたいと思っているのです。そのために「日本フアイア研究会」を立ち上げたのです。

岡江久美子さんが乳がんに対して手術を選択したことも、また手術後に放射線治療を選択したこともエビデンスが明らかな治療行為ですからある意味当然のことなのです。ある意味と申し添えたのは、もしも新型コロナウイルス肺炎が日本でもこれほど猛威を振るうとあらかじめ解っていれば、新型コロナウイルス肺炎が落ち着くまで放射線治療を待つという選択肢もあったと思います。

一方でフアイア顆粒は免疫力を下げることはありません。むしろ免疫賦活作用があります。僕は、「岡江久美子さんがフアイア顆粒を飲んでくれていれば・・・」と思ってしまうのです。

がんの補助療法としては免疫力を下げないものの組合せを僕は推奨しています。

  • バランス良く食べる
  • 適度な運動
  • 適切な睡眠時間
  • ストレスを少なく
  • 体を冷やさない
  • 漢方薬の十全大補湯を飲む
  • そしてフアイア顆粒を内服する

どれも経験的なもので、どれもフアイア顆粒を除けば無料か安価です。フアイア顆粒の副作用は大量内服時の下痢しかないこともメリットだと思います。

漢方薬の十全大補湯にはフアイア顆粒のような明らかな抗がんエビデンスはありません。しかし、歴史的に経験的に有効と思われ、そして保険適用の医薬品として極めて安価で内服可能です。一方で、フアイア顆粒は明らかな抗がんエビデンスがありますが、日本では健康食品(中国では抗がん新薬)ですので、保険適用にはなりません。 明らかな抗がんエビデンスを有するフアイア顆粒ですが、コロナウイルス肺炎の防止にはエビデンスはありません。しかし経験的な結果でも副作用が稀で、効きそうならばOKと思われる方は是非トライしてください。そして経験談をお聞かせいただければと思います。