崔先生寄稿「新型コロナウイルスの中医学治療」についてのコメント【新見正則より】

崔先生寄稿「新型コロナウイルスの中医学治療」についてのコメント【新見正則より】

中国で頑張っている崔先生に新型コロナウイルスに対する寄稿をお願いしたところ、直ぐに対応頂きました。

直前に公開したこの記事です。

新型コロナウイルスの中医学治療【北京中医薬大学 崔衣林先生寄稿】

これによると、天津中医薬大学・張伯礼学長が担当された病院では、567例の新型コロナウイルス患者で死亡率0,重症化0、そして再発率0であったとの報告です。素晴らしいです。そして金花清感顆粒を用いたRCT(ランダム化臨床試験)のデータでその有用性も示して頂きました。金花清感顆粒は麻杏甘石湯と銀翹散の合方だそうですので、日本でも活用できます。麻杏甘石湯はOTCでも医療用医薬品としても手に入ります。一方で銀翹散はOTCでのみ手に入ります。

僕は、新型コロナウイルスの患者さんを診たことがないので、まったくコメントできる立場にありません。一方で、新型コロナウイルスは所詮、急性発熱疾患でしょうから、その予防は風邪やインフルエンザと同様と考えています。僕は患者さんには補中益気湯㊶の内服を勧めています。これは2009年の新型インフルエンザであったN1H1に対して僕が臨床研究を行い有効との感触を持っているからです。感触というのは、この臨床研究はRCTではありませんでした。ランダム化していません。つまり、希望者に補中益気湯㊶を飲んでもらったのです。補中益気湯㊶を飲んだ179人と飲まない179人を比べたところ、飲んだ群は一人が感染、飲まない群は7人が感染しました。

https://www.bmj.com/rapid-response/2011/11/02/prevention-2009-pandemic-influenza-ah1n1-virus-infection-administration-ho

これを根拠に僕は補中益気湯㊶を新型コロナウイルスに感染したない人に勧めているのです。

そして、わが家では、フアイア顆粒の有効性を試すために、僕と家内はフアイア顆粒の内服を続けています。フアイア顆粒は世界で始めて明らかな抗がんエビデンスを得た生薬です。その啓蒙のために日本フアイア研究会を立ち上げて精力的に活動しています。そして上海の病院でフアイア顆粒を新型コロナウイルスに使用したという記事を目にしました。そこで、まず自分と家族が試しているのです。そして、友人、知人にも勧めているのです。まず、感触を探ることが大切と思っています。良い感触が得られれば、フアイア顆粒の新型コロナウイルス予防の臨床研究も行いたいと思っています。