漢方処方119番

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つわりがひどいときにおすすめの漢方薬とは・安全性は?

  • 2019.04.19

質問をいただきました。 Q. つわりがひどい時、薬があるって病院が言うのですが、本当に飲んで大丈夫? A. つわりの漢方薬は、小半夏加茯苓湯(しょうはんげかぶくりょうとう)を冷たくして飲むか、人参湯(にんじんとう)を温めて飲むことが常套手段です。西洋薬の制吐剤も有効です。 薬を飲んで本当に大丈夫かは実は不明です。現在までに薬剤と胎児への明らかな影響が認められていないということです。もしかするとその […]

痩せすぎでお困りの方へ!無理なく体をちょうどよくする漢方処方とは

  • 2019.04.16

痩せすぎでお困りの方がいます。そうでない方は安易に「痩せてますね」と言いますが、本人は大変に気にされています。太ってる方に「太ってますよね」と言わないように、痩せてる方にも同様の配慮が必要です。 さて、太り過ぎ、つまり肥満は、根性があれば、相当短期間で減量が可能です。1年間で数kgを落とすことは食事の制限と適切な運動と大柴胡湯(だいさいことう)を飲めば、確実に達成可能です。それをやる気力が続かない […]

就寝時の咳が止まらない!効果的な漢方薬は?【漢方医が解説】

  • 2019.04.15

就寝時に咳がでることがあります。その理由はさまざまで、 休むと副交感神経が優位となって気管支が狭くなり、咳が出やすい状態に。 2. 布団に入って体が温まり、一方で冷たい空気を吸うと、温度差が原因で気管支が過敏になりこれも咳が出やすい原因に。 3. 横になると鼻水や痰が気管に垂れ込んで咳を誘発。 4. 横になると下肢に溜まっている血液が心臓に移動し、心不全を増長するため泡沫状の痰が生じ咳となる。 5 […]

起立性貧血にお困りの方へ・お試しいただきたい漢方薬とは

  • 2019.04.14

起立性貧血という言葉はちょっと正確ではありません。起立性とは「起き上がる時」という意味です。貧血とは血液が薄くなった状態で、通常は血液中のヘモグロビン濃度で判断します。ヘモグロビンとは赤血球中にある酸素を運ぶために特化したタンパク質のことです。そのヘモグロビンの濃度が起立したときや座った時など、姿勢の差で変化することはないのです。 日常用語で言う「貧血」とはクラッとするという意味合いです。ですので […]

頭の皮膚がヒリヒリする!? 原因と効果的な漢方薬治療は?

  • 2019.04.11

大分白髪が増え、髪の毛が薄くなった方からの相談です。なんと地肌が少ない白髪から見える様な頭部を毎日シャンプーでごしごしと洗っていたそうです。皮膚科に長く通院するも治らず辿り着きました。 まず、シャンプーを毎日していた情報を得たので、シャンプーは禁止、またはほんの少しの香り付け程度の使用に制限しました。ついでに体を洗うのも禁止しました。すると、頭のヒリヒリは治り、また皮膚のカサカサもすっかり良くなり […]

足の甲が痛い!病気の可能性と効果的な漢方薬は?【漢方医が解説】

  • 2019.04.10

足の甲の痛みで、命に関わるものはまずありません。また、病気であることもごく稀です。足の甲は皮膚と腱と骨が集まっている場所で、足の甲が痛いときは、外傷によるものが多いのです。机から物を足の甲に落としたとか、または運動で足の骨に急性、または慢性の障害が及んでいるなどです。通常は安静で軽快しますが、次第に痛みが増すときは整形外科を受診しましょう。 整形外科を受診しても経過観察と言われたときは漢方の出番で […]

声がれを治すには・講演や歌の前にも効果的な漢方薬を医師が紹介

  • 2019.04.08

保険適用漢方エキス剤では麦門冬湯(ばくもんどうとう)を使用します。これで声帯が潤うので楽になる人が多いのです。つまり声がれのファーストチョイスは麦門冬湯です。これで声がれが治らない時は、OTC薬として薬局で購入できる響声破笛丸(きょうせいはてきがん)や百合固金湯(びゃくごうこきんとう)を試します。 大好きなカラオケが出来なくなった人、詩吟で声が出なくなった人、声が変わって困っていたアナウンサー、声 […]

息が上がるのが心配?大病の可能性は?対処法と漢方治療法

  • 2019.04.05

息が上がるときには念の為、西洋医学的検査をしましょう。心臓か肺が原因のことが多いのです。最近は検査法が進歩し、採血で心不全がほぼほぼわかるようになりました。血液のBNPという検査項目を調べると解ります。念の為、心電図と胸部X線検査をするといいでしょう。 *BNPは脳性ナトリウム利尿ペプチドの略語で、心不全状態になると血中の値が増加します。脳から発見されましたが、心臓からも分泌されています。 異常が […]

片頭痛・チカチカする強烈な痛みは、必ず治すことができます!

  • 2019.04.04

片頭痛と診断されて、僕の外来に来る方には、まず「必ず治りますよ!」と、どこかで言い添えます。 片頭痛は血管が拡張して生じると言われています。つまり高齢になると、動脈硬化が進むので、血管が拡張しにくくなるのです。ですから片頭痛の最盛期は30代ですが、60代には消失します。すでに還暦に近い方は、時間の経過を楽しめばいいでしょうが、30代前後で困っている方には、そんな先のお話しは通用しません。そこで片頭 […]

三叉神経痛に西洋薬が効かない!その場合に試したい漢方薬とは

  • 2019.04.03

三叉神経は顔面に分布している神経です。左の顔面の激痛で、顔は苦悶様の患者さんが来ました。どんな内服治療も効かないと訴えます。 三叉神経痛のファーストチョイスであるカルバマゼピン(テグレトール)は何度も試されていますが、ほぼほぼ無効です。バルプロ酸ナトリウム(デパケン)やフェニトイン(アレビアチン・ヒダントール)の方が効果があると思われますが、それもこの患者さんには無効でした。ガンマナイフによる放射 […]

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