漢方処方119番

2/30ページ

【症例集】蕁麻疹にも十味敗毒湯

  • 2019.10.07

症例 60歳代 女性 「先生、蕁麻疹で困っています。皮膚科の先生の薬飲んでいますが、良くなりません。」 「では、漢方薬処方しますね。皮膚科の薬は続行してください。漢方薬は西洋剤の邪魔をしませんので」 (再診時) 「幾分良くなっていると思うのですが・・・・・」 「蕁麻疹は1時間ぐらいで治まるのですね。では蕁麻疹が起こったときにカレンダーにチェックをつけて外来で見せてもらえますか?」 (再診時) カレ […]

【症例集】子供のアトピーのかゆみに黄連解毒湯 「吐きながらも飲んでます」

  • 2019.10.06

症例 5歳 女児 2歳からアトピーがあり、体中が痒くてしょうがないと。 小児科に通院しているがこの3年間あまり良くなっている気がしない。 ともかくアトピーで痒くて、夜中も掻きまくっている。全身がアトピーの皮膚本当にかわいそうで何とかしてもらいたいと来院 大人でも苦いと感じる漢方薬を出します。なんとか工夫して飲ませてみてください。工夫してもダメならしょうがないので他の漢方を考えます。 黄連解毒湯を処 […]

【症例集】湿疹に温清飲

  • 2019.10.05

症例 60歳代 女性 「前回、湿疹にもらった十味敗毒湯という漢方薬は全く効きませんでした。」 「では、次を処方したいのですが、暖かいとその湿疹は悪化しますか? 寒いと悪化しますか? またジクジクすることありますか?」 「寒い方が悪化しますね。そしてジクジクすることはありません」 「では温清飲をいう漢方薬を処方します。便秘はないですね。」 (再診時) 「十味敗毒湯よりは効いている気がします。」 「で […]

【症例集】右膝の膿が十味敗毒湯で減少

  • 2019.10.04

症例 70歳代 男性 皮膚科では治らない右膝の排膿 「ずっと皮膚科に通っているのですが、原因不明で治らないのです。なんとかなりませんかね?」 「皮膚科は何軒か行きましたか?」 「どこに行っても治りません・・・」 「では漢方を試してみましょうか。皮膚科から薬はないのですか。今はありません」 十味敗毒湯を処方 (数ヶ月後) 「膿でなくなりました。そして皮膚の色もよくなりました」 解説 皮膚科で治らない […]

【症例集】湿疹にまず十味敗毒湯

  • 2019.10.03

症例 70歳代 女性 プロテインC欠損で両下肢深部静脈血栓症があり、その結果静脈鬱滞性の皮膚炎を生じている。 「この湿疹なんとかなりませんか?」 「静脈の鬱滞によるものですから、まず弾性包帯や弾性ストッキングで圧迫してください。」 「それは、この病気になってからずっとやってます。他にありませんか?」 「では、漢方薬でも処方してみますね。」 まず桂枝茯苓丸を投与。 (再診時) 「だるいとかおもいとい […]

【症例集】便秘の解消で皮膚疾患よくなる

  • 2019.10.02

症例 20歳代 女性 にきびが主訴で来院 便秘が結構ひどいと初診の質問票に書いてある。 「まず、漢方薬で便秘を治しましょう。漢方では便秘は大敵です。また、便秘を治すだけでいろいろな症状が良くなります。今日は便秘の薬を処方しますので、日常生活に支障がないぐらいに緩い便にしてください。自分で漢方薬を調節してくださいね。まず寝る前に1袋、そして朝・寝る前、朝・夕・寝る前、最後は毎食前と寝る前で」 麻子仁 […]

【症例集】「大学病院の皮膚科で治らないんです」 紫斑病に当帰芍薬散

  • 2019.10.01

症例 30代歳 女性 原因不明の紫斑病 甲信越の大学病院の皮膚科に3年間通院 原因不明の紫斑病と。体全体に生じる。 (困ったな・・・・) いろいろとお話を聴いていると、生理の時に悪化することがわかった。 当帰芍薬散を投与。 当帰芍薬散で下痢をすると言うので、六君子湯を併用 めまいが治り、下痢もとまり、紫斑病は徐々に良くなり、1年後にはほぼ出なくなる。 その後も美味しく飲んでいる 解説 はるばる遠く […]

【症例集】耳鳴りの漢方ありますか?いつも蝉が鳴いています

  • 2019.09.30

症例 70歳代 女性 「先生、耳鳴りの漢方ありませんか?」 「あるようで、ない。ないようで、ある・・・・・。100%治すのはなかなか難しい。でも少しでも楽になるような漢方はあります。」 「蝉がないているようですか? 蝉の音が小さくなるようにしましょう」 八味地黄丸を処方 (再診時) 「なんだかちょっといいような。」 「耳鳴りは完全になくすと思うよりも、上手につきあうようにしてください。いつも聞こえ […]

【症例集】「難聴を治してくれ、補聴器は駄目だ」

  • 2019.09.29

症例 70歳代 女性 「難聴を治してほしいのですが・・・・」 「難聴は漢方薬でも難しいです。耳鼻科の先生の対応では不十分ですか?」 「いろいろと検査をして頂いて、補聴器しか方法はないと言われています。その補聴器がどうしても合わないのです。」 「では、難聴を治すと言うよりも、補聴器との相性をよくすることでも良いのですよね。」 「そうなんです。」 半夏白朮天麻湯を数ヶ月処方、その後八味地黄丸に変更して […]

【症例集】扁桃炎に小柴胡湯加桔梗石膏

  • 2019.09.28

症例 50歳代 男性 「喉がずっと痛くて・・・」と来院 「熱はなく、仕事もしているが、ちょっと良くなってはまた悪くなる。一進一退を繰り返している。」 小柴胡湯加桔梗石膏を処方 (再診時) 「あれを飲んでから、大分良くなりました。もうすこしください。」 解説 小柴胡湯は漢方的には少陽病期の王様的処方です。少陽病期とは「こじれた状態」、「長引いた状態」とほぼ同じと理解すれば最初は簡単です。 ですから、 […]

1 2 30