コラム

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取材記、考察、雑記などをまとめています。

華岡青洲の里・和歌山県紀の川市を訪ねて【中山今日子先生寄稿】

  • 2019.06.27

6月中旬、医聖 華岡青洲生誕地の和歌山県紀の川市の「道の駅 青洲の里」を見学しました。 関西国際空港から車で約1時間くらいの場所にあります。JR和歌山駅からJR和歌山線で約40分の名手駅から徒歩30分。 *関空から。 5月上旬は藤棚、7月には大賀ハスが楽しめます。ちょうど間の時期ですが、柿の木が小さくて硬い青い実を沢山つけていました。 とても眺めがよくのんびり時間が過ぎていきます華岡青洲は、母親と […]

2回目のツムラ漢方記念館 見学記【中山今日子先生寄稿】

  • 2019.06.26

●日時:2019年6月13日(木)14:00〜17:00 ●場所:ツムラ漢方記念館(茨城県稲敷郡) 今年2月に続き、ツムラさんの茨城工場にあるツムラ漢方記念館(茨城県稲敷郡阿見町吉原3586)を訪問し、2回目の見学をいたしました。前回は真冬で、薬草園の見学が出来ませんでしたが、今回は、私の大好きな花の一つ、クチナシが香る季節に、漢方.jpオフ会のメンバーと一緒に、楽しい見学会となりました。 漢方記 […]

【薬剤師にとってのモダン・カンポウ】中山今日子先生寄稿

  • 2019.05.27

漢方は昔から使われており、漢方を愛用している方にとって何かしらいいことがあるのだろうと思っていました。 ちょうど薬学生の頃に住んでいた街には、江戸最大の八幡宮や不動尊があり、その側にある漢方薬局は繁盛していて、知人が煎じ薬をお願いしていました。煎じている時の匂いをかぐだけでも少しは気持ちが落ち着くと言っていたのを覚えています(更年期障害にお悩みだったと記憶しております。)。そこで、薬学生時代に何度 […]

薬剤師としてお仕事を始める方に向けて・中山今日子先生寄稿

  • 2019.05.26

お薬の説明はわかりやすく丁寧に・・を心がけましょう 新しく薬剤師としてお仕事を始める方に向けて研修を行っています。そんなことはないけどな? と思っていますが、よく言われていることだし、テキストなどにも書いてあるのでお話ししていることがあります。しかし、時々本当に起こるのです。沢山ありますが、2つ紹介します。 お薬の飲み方には、食後、食前、食間、寝る前、頓服などあります。食間は、食事と食事の間、食後 […]

モダン・カンポウ「カンポウの進化と未来」【おまけ】

  • 2019.05.25

モダン・カンポウへのパラダイムシフト 立ち位置の変化で楽になる 現代西洋医学が発達する前は、すべての病気を漢方で治しに行こうという気概で漢方医は治療に当たりました。急性疾患にも当然に漢方薬で治療に行ったのですね。急性疾患で処方を誤ると患者は死亡することがあります。ですから戒めるように経験を積み、古典を読め、漢方診療をしろ、と念を押したのです。最初の漢方処方で誤ることなく、患者を死に至らしめることが […]

モダン・カンポウ 漢方理論をクリアに

  • 2019.05.24

実証と虚証 出来るだけ簡単に。筋肉量と消化機能に比例する 実証と虚証は漢方で一番よく出現する言葉です。この言葉にも拒否反応があるときは、拒否反応がなくなるまでは、実証はがっちりタイプ、虚証は弱々しいタイプと言い換えれば、多くの文脈はつながりますし、理解できます。モダン・カンポウでは実証は麻黄が飲めること、虚証は麻黄が飲めないことと、一刀両断に決めています。消化機能が体格にだいたい比例しているからで […]

モダン・カンポウ さらなる勉強のヒントとは

  • 2019.05.23

漢方のアナログ感に馴れること 現代医学は特にデジタル化している 現代西洋医学は150年間でものすごい進歩を遂げました。検査や診断装置の進歩も素晴らしいです。それらはデジタル的に結果を叩き出します。ガイドラインも出来る限りデジタル的な判断で対処できるようになっています。それが、医療を標準化し、だれでも平均以上の医療を提供できるようになる方法だからです。一方で漢方は昔の知恵でアナログです。重量が唯一デ […]

モダン・カンポウ 処方が効かない時の鉄則

  • 2019.05.22

虚実を間違えていないか 思い込みは禁物。試してみればいい 虚証と実証は漢方でもっとも頻出する漢方用語です。つまり重要だと言うことですね。実証虚証の概念や定義は、アナログの漢方の世界ではいろいろです。このブログのシリーズでは、虚実は消化機能で、それは筋肉量に比例すると、あまりにも簡単に定義しています。さて、漢方薬が効かないときはこの虚実を間違えていないかと昔から言われています。虚証と思い込んで、虚証 […]

モダン・カンポウ 処方が思いつかないときの鉄則

  • 2019.05.21

処方に悩めば、腹診もやってみよう。腹診で処方のヒントが得られる 敢えて漢方的腹部診察(腹診)は行わなくて良いということがモダン・カンポウのスタンスです。しかし、処方に悩めば、是非腹診をやってみましょう。腹診から処方のヒントが得られることがあります。いざ腹診をといっても直ぐにできるものではありません。そこで、こんな時のために、日頃から時間があれば患者さんの腹部を触りましょう。とくに良くなった人のお腹 […]

モダン・カンポウ 効果増強の鉄則

  • 2019.05.20

西洋医学的な考え方と同じで、内服回数を増やそう 薬の効果を増すために内服量や、内服回数を増やして、1日あたりの総量を増やすことは西洋剤では当たり前ですね。麻黄が入っていないカンポウである麦門冬湯や五苓散は、1日あたりの総量を増やした方が効果が長く、そして有効に現れることがあります。麻黄がないので、増量しても副作用は通常起こりません。1回量を増すよりも内服時間を短くして頻回に内服することが通常効果的 […]

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