コラム

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取材記、考察、雑記などをまとめています。

モダン・カンポウ 効果増強の鉄則

  • 2019.05.20

西洋医学的な考え方と同じで、内服回数を増やそう 薬の効果を増すために内服量や、内服回数を増やして、1日あたりの総量を増やすことは西洋剤では当たり前ですね。麻黄が入っていないカンポウである麦門冬湯や五苓散は、1日あたりの総量を増やした方が効果が長く、そして有効に現れることがあります。麻黄がないので、増量しても副作用は通常起こりません。1回量を増すよりも内服時間を短くして頻回に内服することが通常効果的 […]

モダン・カンポウ 副作用の鉄則

  • 2019.05.19

「何かあれば中止ですよ」 カンポウは一番安全な部類のくすりと説明しています。しかしながら、くすりであるとの自覚が医師と患者双方に必要です。お互いが全く安全と思っているときに重篤な副作用が生じます。カンポウも薬剤なのです。また、単一成分ではないので、どんな副作用でもごく希に起こりうると理解しておくことが何より大切です。患者さんには「カンポウも薬ですから、何か起これば中止するか、来院するか、電話するか […]

モダン・カンポウ 処方選択の鉄則

  • 2019.05.18

手元にある処方で頑張ろう 保険適応漢方エキス剤をなんでも院外処方で投与できる医師は恵まれています。適切と思うカンポウを投与できるからですね。一方で、限られた院内処方で対処するにはどうするのでしょうか。カンポウはいろいろな訴えや症状に働きますので、答えは「あるカンポウで頑張る」のです。自分が本当は処方したいカンポウと類似のカンポウを探すという能力が必要になります。生薬のレベルまで掘り下げて理解すると […]

モダン・カンポウ 処方の鉄則

  • 2019.05.17

名医ほど少ない処方数で対処する カンポウは体全体を治すようにセットアップされており、いろいろな訴えを治す可能性があります。ですから経験を積んだ名医ほど少ない処方数でいろいろな病気や訴えに対処できます。不思議なことです。大塚敬節先生の約束処方数も、60歳頃は60処方、60歳後半には48処方、70歳では36処方となっています。保険適応カンポウエキス剤は約150種類あります。それだけあれば、基本的に全て […]

モダン・カンポウ 外来診療での心得

  • 2019.05.16

「何か困ることはありますか?」といつも尋ねよう 西洋医学しか知らないときは、「何か困ることはありますか?」とオープンに尋ねることはなんとなく心配でした。自分の領域以外の相談をされても困るからですね。上手に自分の診療領域に関する質問となるように、イエスまたはノーで答えられる質問をしていました。しかし、漢方を手にするようになって、いつも「何か困ることはありますか?」と尋ねています。漢方を手にすると総合 […]

モダン・カンポウの規範

  • 2019.05.15

はじめに モダン・カンポウは西洋医が、西洋医学で治らない、もっと良くなりたい、西洋医学では病気でないと言われている人たちに、保険適用漢方薬で対応する作戦です。そして処方選択に漢方理論も古典の読破も不要としています。つまり西洋医向けのコンテンツです。 今回の鉄則集では、モダン・カンポウの立ち位置や使用法、コツ、ヒントなどを並べています。拙著『フローチャート漢方薬治療』をわかりやすく違う角度から解説し […]

漢方薬・生薬認定薬剤師とは【中山今日子先生寄稿】

  • 2019.05.14

こんにちは、薬剤師の中山です。 私は漢方薬・生薬認定薬剤師を名乗っております。このことで「漢方に詳しい薬剤師さんですか?」とよく聞かれかれるのですが、この“詳しい”という言葉はお返事するのに困る言葉ですね。 「漢方薬・生薬認定薬剤師」は、日本薬剤師研修センター理事長及び日本生薬学会長名で認定されます。HPによると、この資格は、専門業務分野においてあるレベル以上の能力と適性を持っていることを試問等に […]

一日1食 or 3食? どっちがベスト?その理由とは

  • 2019.05.05

患者さんにときどき聞かれる質問です。どちらでもいいのですよ。たぶんそんな番組をやっていて、それを見て、いろいろと考えているのでしょう。またはウロウロとしているのしょう。 まず、1日1食で生活できる人は、そもそもが元気な人なのです。1日分のエネルギーを1回で摂取して、それを体に貯えて、そして徐々に使用することができるという意味です。 栄養源は炭水化物とタンパク質と脂肪です。炭水化物とタンパク質は1グ […]

深爪の弊害は思ったより深刻・防ぐ方法は「真っ直ぐ切る!」

  • 2019.05.04

足の爪や手の爪は深爪しないように、真っ直ぐに切るのです。爪の先端が山型ではなく、一直線に近く切るという意味です。 「夜爪を切ると親の死に目に会えない」とも言われていました。僕の理解は、夜爪を切ると、深爪をして、そこからばい菌が入って、命に関わる病気になる、それにより親よりも早く死ぬかもしれないから、親の死に目に会えない というストーリーだと思っています。 深爪の傷からばい菌が入ってしまう病気を瘭疽 […]

肩こりに漢方薬は有効?【漢方医が解説】

  • 2019.05.02

僕の答えはNO! 肩こりに漢方薬が有効なら、これほどの人が肩こりに悩んでいないはずです。漢方薬が有効な肩こりもありますが、それは本当の少数と思っています。 医療用漢方薬の葛根湯(かっこんとう)には保険病名に肩こりがあります。しかし、肩こりを訴えて来院した人に葛根湯を投与して、肩こりが治ったと言われたことはほとんどありません。少々楽になったとは言いますが、著効はしません。それが僕の印象です。 肩こり […]

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