新見正則

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【症例集】便秘の解消で皮膚疾患よくなる

  • 2019.10.02

症例 20歳代 女性 にきびが主訴で来院 便秘が結構ひどいと初診の質問票に書いてある。 「まず、漢方薬で便秘を治しましょう。漢方では便秘は大敵です。また、便秘を治すだけでいろいろな症状が良くなります。今日は便秘の薬を処方しますので、日常生活に支障がないぐらいに緩い便にしてください。自分で漢方薬を調節してくださいね。まず寝る前に1袋、そして朝・寝る前、朝・夕・寝る前、最後は毎食前と寝る前で」 麻子仁 […]

【症例集】「大学病院の皮膚科で治らないんです」 紫斑病に当帰芍薬散

  • 2019.10.01

症例 30代歳 女性 原因不明の紫斑病 甲信越の大学病院の皮膚科に3年間通院 原因不明の紫斑病と。体全体に生じる。 (困ったな・・・・) いろいろとお話を聴いていると、生理の時に悪化することがわかった。 当帰芍薬散を投与。 当帰芍薬散で下痢をすると言うので、六君子湯を併用 めまいが治り、下痢もとまり、紫斑病は徐々に良くなり、1年後にはほぼ出なくなる。 その後も美味しく飲んでいる 解説 はるばる遠く […]

【症例集】耳鳴りの漢方ありますか?いつも蝉が鳴いています

  • 2019.09.30

症例 70歳代 女性 「先生、耳鳴りの漢方ありませんか?」 「あるようで、ない。ないようで、ある・・・・・。100%治すのはなかなか難しい。でも少しでも楽になるような漢方はあります。」 「蝉がないているようですか? 蝉の音が小さくなるようにしましょう」 八味地黄丸を処方 (再診時) 「なんだかちょっといいような。」 「耳鳴りは完全になくすと思うよりも、上手につきあうようにしてください。いつも聞こえ […]

【症例集】「難聴を治してくれ、補聴器は駄目だ」

  • 2019.09.29

症例 70歳代 女性 「難聴を治してほしいのですが・・・・」 「難聴は漢方薬でも難しいです。耳鼻科の先生の対応では不十分ですか?」 「いろいろと検査をして頂いて、補聴器しか方法はないと言われています。その補聴器がどうしても合わないのです。」 「では、難聴を治すと言うよりも、補聴器との相性をよくすることでも良いのですよね。」 「そうなんです。」 半夏白朮天麻湯を数ヶ月処方、その後八味地黄丸に変更して […]

【症例集】扁桃炎に小柴胡湯加桔梗石膏

  • 2019.09.28

症例 50歳代 男性 「喉がずっと痛くて・・・」と来院 「熱はなく、仕事もしているが、ちょっと良くなってはまた悪くなる。一進一退を繰り返している。」 小柴胡湯加桔梗石膏を処方 (再診時) 「あれを飲んでから、大分良くなりました。もうすこしください。」 解説 小柴胡湯は漢方的には少陽病期の王様的処方です。少陽病期とは「こじれた状態」、「長引いた状態」とほぼ同じと理解すれば最初は簡単です。 ですから、 […]

【症例集】黄連解毒湯で鼻出血もっと出る

  • 2019.09.27

症例 60歳 男性 のぼせを訴えて以前より黄連解毒湯を飲んでいる。 「イライラも落ち着いて、夜もよく眠れてなかなかいい。ずっと飲みたい。」 (ある日来院) 「先生、あの薬鼻血にも効くと書いてあったので、先日鼻血が止まらないときに飲んだら、かえって鼻血が止まらなかった・・・・・」 「どうやって飲んだのですか?」 「お湯に溶かして方が、効果が増すと聞いていたから、お湯に溶かして飲みました。何か・・・・ […]

【症例集】葛根湯加川芎辛夷でCPAPが有効に

  • 2019.09.26

症例 60歳代 男性 会社社長 肥満体型 痰が出にくい。睡眠時無呼吸に対してCPAPしている。 「先生、喉に痰がへばりついて出にくいんだけれど、何かいい漢方ありませんか?」 麦門冬湯を処方する。 (再診時) 「あれを飲むと痰がですぎて、夜のマスクが苦しい。あのCPAPってのはちっとも気持ちよくないんだが・・・・・」 「では鼻の通りをよくする漢方薬に変更しますね。」 葛根湯加川芎辛夷を処方 (再診時 […]

【症例集】めまいでは目標を低く、でも満足できるものに。

  • 2019.09.25

症例 50歳代 女性 華奢な体型 めまい、疲れ、気力が萎える、元気がないなどを訴えて来院 「漢方を試してみたいので・・・」と 「耳鼻科の先生には診てもらっているのですか?」 「しっかり診てもらってますが、まったく治らないのです」 「西洋医学で治らないものは、漢方でもむずかしいのですよ。まず、ちょっとでもめまいが楽になるようにしましょうね。完全に治ることではなく、まず少しでも楽になることが目標ですよ […]

【症例集】手元の処方で頑張る・花粉症に越婢加朮湯がないときは?

  • 2019.09.24

症例 40歳代 男性 知人 電話で 「この前もらった小青竜湯が効いているが、最近はそれでも花粉症の症状が出て困る。どうすればいい?」 「小青竜湯よりも強い越婢加朮湯を飲めばいいと思うが、外来に取りに来られませんか?」 「忙しくていけない・・・」 「では小青竜湯を1日6回まで増やしていいですから。もしもムカムカ・ドキドキしたら減量してくださいね。」 後日、小青竜湯の内服回数増量でうまくいったと教えて […]

【症例集】副作用のない脇役を加える 人参湯、苓桂朮甘湯、苓甘姜味辛夏仁湯

  • 2019.09.23

症例 30歳代 女性 花粉症にて来院 小青竜湯を内服。少々いいがまだまだ。 そこで越婢加朮湯に変更。これは心臓を感じると。 小青竜湯に苓甘姜味辛夏仁湯を追加 もう少し良くなりたい。 そこで、麻黄附子細辛湯と苓甘姜味辛夏仁湯に これもいいようだ。 麻黄附子細辛湯+苓甘姜味辛夏仁湯+苓桂朮甘湯 これで相当良くなる。 解説 麻黄剤で結構強力なものは越婢加朮湯です。麻黄の量は1日6グラムです。花粉症のファ […]

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