新見正則

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【症例集】便秘治してすべてすっきり「あれは便秘の症状だったんだ!」

  • 2019.08.02

症例 30歳代 女性 25年間の便秘 13歳前後から便秘となる。その他は元気だと思うと。 現在まで西洋薬剤をいろいろ試したが、あまり効かないと。漢方外来ができたのなら試しに漢方薬でも飲んでみようかと受診する。 桂枝加芍薬大黄湯を処方する。2週間後に受診すると本当に気持ちよく便が出ると。25年ぶりの快便であると。快便によって、気持ちもますますハッピーに、体も軽く、本当によかったと。便を出すだけでこん […]

【症例集】透析患者の頑固な便秘

  • 2019.08.01

症例 60歳代 女性 無職 便秘 透析導入後10年以上。透析導入後から次第に便通は週に1回程度になってしまった。いつもなんとなく調子悪いと。 麻子仁丸を投与した。 最初は1日1包。次第に増量し1日量を3包とすると1から2日で排便があるようになったと。本当に気持ちが良く、体も軽く食欲も出た。気持ちがバラ色だと。 解説 ファーストチョイスの便秘の薬は麻子仁丸か潤腸湯です。まず1包から始めて、順次増量す […]

【症例集】大塚敬節先生のご自身の風邪

  • 2019.07.31

症例 大塚敬節先生ご自身 年齢は不明 私は風邪にかかるとたいていは麻黄湯でよくなる。葛根湯を飲むとどうもよくない。四,五年前まではよく葛根湯を用いたが、どうも経過ははかばかしくなかった。よく考えてみると、葛根湯の証ではなくて、麻黄湯の証を呈することが多いのを知った。 わたしは徴兵検査の時に、十一貫六百匁(43.50kg)あった。これがわたしの最高の体重である。現在は十貫匁(37.50kg)内外で、 […]

【症例集】柴朴湯で喘息の頻度が低下

  • 2019.07.30

症例 女子中学生 子供の頃から喘息あり。家族が漢方に興味を持って来院する ○「西洋医学的な喘息の治療は必ず続行してくださいね。」 ○「漢方薬で喘息の程度が軽くなったり、頻度が減少したり、長期内服で体質が変わってほとんど出なくなったりします。しかし、喘息は馬鹿にすると死亡することもあります。しっかりと西洋医学的治療を行って、それを補う形で使用しましょう」 解説 喘息を治してもらいたいという訴えは少な […]

【症例集】外来に風邪で来院するひとには、ともかく柴胡桂枝湯で

  • 2019.07.29

症例 ●「風邪引いたので漢方薬をくれ」 ○「なにか、以前に飲んでとても効いた漢方薬とかありますか?」 ●「よくわからないので、適当に処方してもらいたい。」 ○「いつ頃から風邪気味ですか」 ●「数日売薬で頑張ったけれど、良くならないから来ました」 ○「なんとなく汗っぽいですよね。」 ●「はい、汗っぽいです。」 ともかく、柴胡桂枝湯を処方しようか・・・・ 解説 まず、本人が今までの経験から自分に合う風 […]

【症例集】「風邪引いた。なんとか仕事ができる薬を」=麻黄附子細辛湯+桂枝湯

  • 2019.07.28

症例 40歳代 男性 新聞社編集長 風邪を引いて数日たつと。売薬を飲み、すでに汗がある。眠くなって、だるくなって仕事がはかどらない。 「ここまでこじらせたのであるから、すぐ治ることは期待しないが、仕事がなんとか出来るようにしてもらいたい」と頼まれた。 麻黄附子細辛湯+桂枝湯を3日、その後、麻黄附子細辛湯+補中益気湯を7日内服するように処方した。 「漢方をもらって、風邪を引きながらもなんとか仕事がで […]

【症例集】ともかく風邪には香蘇散

  • 2019.07.27

症例 70歳代 女性 間欠性跛行で僕の外来で西洋薬剤を投与中 「先生、最近風邪がはやっているから、もしものために漢方の風邪薬がほしい」と言われる。 待合で僕の外来で漢方を処方されて良くなった人から話でも聞いたのだろう。いままで漢方を飲んだことはない。 つまり虚証か実証かを過去の処方経験から推測することはできない。 一見、元気良さそうだから、元気な年寄り向けの麻黄附子細辛湯にしようかと頭をかすめるも […]

【症例集】COPDに補中益気湯

  • 2019.07.26

症例 80歳代 女性 COPDで呼吸苦があり、酸素ボンベを離せない。 呼吸器内科の管理は完璧で痰や肺炎はなし。 患者さんに「何が困りますか?」と質問すると、「ともかく疲れる。先生、酸素ボンベと一緒だから、歩くのも大変、息をするのも大変、生きているのが大変」と言われた。 そこで、補中益気湯を処方したところ、数ヶ月後には、とても元気になり、散歩する気力が出た、生きる気力が出たと感謝された。 解説 CO […]

【症例集】喘息に麻杏薏甘湯が処方される。そして冷えも関節痛も楽になる

  • 2019.07.25

症例 40歳代 女性 喘息、冷え症、関節痛、血管炎の既往あり 内科に血管炎で通院加療中の患者さんが、いろいろ訴えて外来に。 喘息がまず困ると。他に四肢末端の冷え症がつらく、そして関節痛もこまると。 いろいろ訴えるときは一番困っていること、またはまず治してもらいたいことにターゲットを絞ってフローチャートで処方するということが鉄則。 そこで、経過の長い喘息と判断し、麻杏甘石湯+小柴胡湯を処方した。 と […]

【症例集】麦門冬湯で音大の声楽科に合格?

  • 2019.07.24

症例 18歳 女性 芸大の声楽科を目指している高校生。 声楽のレッスンをたくさんこなすと、どうも喉に違和感があると。 試しに麦門冬湯を処方すると、とてもなめらかに声がでるようになったと喜ばれる。適当に飲んでいいと言って、頓服的に麦門冬湯を渡し、なんとなく喉が変なときに飲んでもらう。その後、喉の違和感がある度に内服。 そして、無事に希望の国立大学の声楽科に入学 解説 麦門冬湯は滋潤剤です。潤いをつけ […]

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