中山今日子

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松田邦夫先生から学ぶ漢方 No.11【中山今日子先生寄稿】

  • 2020.05.08

タミフルと麻黄湯は併用する インフルエンザの時は、迅速診断を行って、タミフルなど抗ウイルス薬の処方が第一選択です。漢方では、麻黄湯が処方されるときが多いです。麻黄湯は体の方に働いて、発汗・解熱を図るので、ウイルスに直接作用するタミフルとは作用基点が異なります。松田邦夫先生は、この両方を使用します。(漢方臨床講座2でもお話ししています。) 2008年頃、漢方専門医の先生から、タミフルと麻黄湯の処方を […]

松田邦夫先生から学ぶ漢方 No.10【中山今日子先生寄稿】

  • 2020.05.07

鼻水・くしゃみ・悪寒で発症する時は小青竜湯 風邪のひきはじめには葛根湯というイメージで、鼻水も出ているのに葛根湯を選ぶ人がいます。くしゃみも鼻水も出ているので小青竜湯の方がいいのになぁと思うのですが、葛根湯の効能効果にも鼻かぜとありますので、効かないことはないと思いますが、小青竜湯をお勧めしています。 松田邦夫先生も、鼻水・くしゃみ・悪寒で発症する時は、やはり第一選択薬は小青竜湯です。虚弱な人は麻 […]

松田邦夫先生から学ぶ漢方 No.9【中山今日子先生寄稿】

  • 2020.05.06

病人と接する道 ・とにかく十分の実意よりして病者の善を救い、医の誠を尽くすというところを本とすべし(和田東郭「蕉窓雑話」) ・マクネール・ウィルソンが、“希望こそ、一切の場合において投ずべき薬剤である”と述べたことを想起するたびに医師が患者に注ぐ愛情ほど、大切なものはないと思う。(『大塚敬節著作集』) このお話は色々な講演会で出てきます(漢方実践講座1の最後のスライドでも紹介されています。)が、陪 […]

松田邦夫先生から学ぶ漢方 No.8【中山今日子先生寄稿】

  • 2020.05.05

瘀血は隠れている 大塚敬節先生の師匠である湯本求心は、大柴胡湯合桂枝茯苓丸、小柴胡湯合当帰芍薬散を常用、桃核承気湯合大黄牡丹皮湯合桂枝茯苓丸を愛用。柴胡剤と駆瘀血剤の併用が好きで、治療が上手な先生だったそうです。瘀血の腹証(瘀血がある患者さまはお腹を触ると痛がるそうです)がない患者に用いるのを見た大塚敬節先生が尋ねると、「瘀血は隠れている」と答えたそうです。慢性疾患では種々の程度に瘀血が見られ、瘀 […]

松田邦夫先生から学ぶ漢方 No.7【中山今日子先生寄稿】

  • 2020.05.04

漢方を始めるときには、2種類くらいの処方から始める・・小児科は五苓散と麻黄湯 松田邦夫先生は、とにかく学んだら使ってみることを勧めてくださいます。『子供にはあまり漢方をお勧めしたことがないのですが、医療用と違って一般用の漢方には小児の使用量が明記されています。』とのお話をしたところ、それなら小建中湯と五苓散を使ってみなさいと教えてくださいました。新見正則先生は、これに麻黄湯が加わって3つです。(フ […]

松田邦夫先生から学ぶ漢方 No.6【中山今日子先生寄稿】

  • 2020.05.03

甘草について 甘草は、偽アルドステロン症―低カリウム血症を起こすことで知られていますが、漢方薬ばかりに原因を求めてもいけないようです。「日本に中国から輸入される甘草の使い道の9割は食品用です。お醤油、甘味料によく使われています。我々は、相当量の甘草を食品からとっていることを考える必要があります。」と、松田邦夫先生から教えていただきました。 処方が重なっているときには、処方監査の際には甘草の1日量を […]

松田邦夫先生から学ぶ漢方 No.5【中山今日子先生寄稿】

  • 2020.05.02

麻黄を含む漢方薬について 漢方処方で一番有名なのは葛根湯だと思います。名前に「麻」という文字が入っている場合は、麻黄が入っていると分かるのですが、この「麻」という文字が入っていない漢方処方があります。葛根湯、葛根湯加川芎辛夷、小青竜湯、五虎湯、神秘湯、越婢加朮湯などです。 麻黄は、効き目が早いのですぐに効きますが、少し注意が必要です。「麻黄はエフェドリンまたはその誘導体を含んでいるので、交感神経興 […]

新型コロナウイルス予防のための時限的・特例的遠隔診療と遠隔服薬指導と漢方処方

  • 2020.04.29

新型コロナウイルスが蔓延する中、病院や薬局とスーパーが今は一番感染の確率が高い怖い場所になっていますが、それを避ける方法が、4月13日(月)から始まりました。 医療関係者の間では、0410通知と言われるものですが、コロナウイルスが収束するまでの期間、時限的・特例的に遠隔診療と遠隔服薬指導ができるようになりました。まずは、新見正則先生の動画をご覧ください。 【漢方 jp】新型コロナウイルス予防のため […]

松田邦夫先生から学ぶ漢方 No.4【中山今日子先生寄稿】

  • 2020.04.28

生薬の香り 匂いは大切です。松田邦夫先生は、「子供は正直」とおっしゃいます。医院に来て『いい匂いね』というお子さんは、効果があることが多いそうです。『変な匂い』というお子さんがいらっしゃった時には、薬が効きにくいお子さんが来ちゃったなぁと思うそうです。漢方薬の香は気持ちを落ち着かせる効果があるそうです。この話はよくしてくださいました。診療所全体が、漢方薬のいい香りに包まれて、松田邦夫先生のあの語り […]

【生薬解説】延胡索(エンゴサク)について【中山今日子先生寄稿】

  • 2020.04.27

【延胡索の花】 生薬は、その花が美しいことが多いので、いつもどんな姿をしているのか写真などを探します。延胡索はその紫の花がとても気に入っている生薬の一つです。 本日朝、メールを開くと、Tsumura KAMPO Informationが届いていました。植物写真家のいがりまさし氏による連載「薬用植物のはなし」、の第10回目で延胡索についてです。写真がとても美しく、いつも時々サイトにお邪魔しています。 […]

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